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2018/11/03

オーストラリアからの帰国・1 引越し準備・荷造りの注意点

月が11月に変わり、今日から先月10月の帰国準備~帰国の様子を、帰国時の搭乗記も含めて書いてみます。

今回の引っ越しは、相見積もりの結果、日本通運(日通)さんのメルボルン支店にお願いすることになりました。見積時にいただいた「海外引越の手引き 帰国編」が、帰国の引っ越し等について非常に詳しく記載されていて便利でした。
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■荷物許容量


会社で決められている荷物の許容量は次の通りです。なお、今回はこれに自費でワイン60本を航空便で送っています(詳細はこちら)。

 ・航空便 大人一人40kg、夫婦で80kg
 ・船便  夫婦で400cft
 ・ワイン(航空便:自費) 60本+身の回りのもの10kg。

このうち、船便の「cft」はキュービックフィートと言い、縦、横、高さがそれぞれ1フィートずつの容積が1cftです。これをm3に直すと1cft=0.02832m3。なので、400cftは9.28m3となります。押し入れ一間(ふすま2枚分)が2.46m3なので、400cftはだいたい押し入れ3.7個分。結構な容量です。

我が家の容量は見積で300cft弱でした。大型家具が書斎用の小さい机+椅子のみ、あとは衣類、食器、雑貨で夫婦二人ならこんなもんでしょうか。

また、航空便は実重量のほかに容積重量の規定があります。これは、各段ボールのサイズごとに定められている規定重量のようなもの。

Mサイズの場合、容積重量は18kg、実重量が10kgだとすると、重い方の18kgが重量としてカウントされてしまうので、がさばるものを虚空便で送るのは避けた方がいいです。


■荷造り

梱包、リスト作成は日通さんの方ですべてやってくれるので、航空便、船便ごとに荷物をまとめておけばOK。もちろん、自分で梱包することもできます。見積時に置いて行っていただいた段ボールに詰めますが、荷出し当日にリストを作成するため、段ボールの上面に何が入っているかをメモしておくと、当日の仕事がスムーズです。

◇輸入禁止品、規制品

荷物に入れることができないものには注意が必要です。「これは持って入れないのは当たり前」というもの以外に、気づいたことを記載しておきます。

・航空便には食品は一切梱包不可(2018年10月から)。すべて船便に入れる。
・リチウム電池を含む製品も航空便に入れず、船便で送る方がベター。
・お米は過去1年間の輸入数量が100kg以下であることについて届け出が必要。
・サプリメントには重量制限あり(10kg)
・医薬品、コンタクトレンズ、化粧品、電子タバコにもそれぞれ規制あり。


■不用品をいかに捨てるか

海外生活が長くなるとどうしても荷物が増えます。それを規定内で収めるためには、不用品をいかに捨てるか、がポイント。

オーストラリアの分別は日本と比べて非常に緩いので、処分すべきものはオーストラリアで処分した方が後々便利。オーストラリアでは通常、家具、電化製品等の大型ごみは年数回の回収日しか回収してもらえませんが、地域の回収センターに持ち込めば一部有償で処分してくれます。

我が家の場合は、壊れたスーツケース、電化製品等はすべて地域の不用品回収センターに持ち込み、すべて無料で引き取ってもらえました。

帰任が決まってから、日々コツコツといらないものを処分しておけば、あとは航空便、船便を分けるだけ。日本に戻れば、必要なものは慣れた日本で慣れたものがまた買える、と思えば不用品は処分しやすいですね。


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