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2018/11/17

ヒコウキの安全って?

ここのところすっかり世間を騒がせているパイロットの「飲酒」問題。JALだけでなく、ANA、スカイマークからも出るわ出るわのオンパレードで、私の中では大好きな「ヒコウキ」に乗る元気がちょっと失せています。
Jal_tail

先日、ヒースロー空港でJALの副操縦士から、基準を大幅に超えるアルコールが検出されて逮捕された件について、昨日JALの会見がありましたが…

「息を吹きかけても、量や角度を調整すると、アルコールの基準値を超えていても検知しないことがありうる」

機長は、「実際に息を吹きかけるところを見ていない」

「今回のことを考えると、過去にもあった可能性がある」

マジですか?公共交通機関の1つであるヒコウキを操縦する適格性に欠ける人がヒコウキを操縦している…とても怖いことです。そして、注目すべきは「過去にもあった可能性がある」ということ。

今回、JALだけでなく、ANAでも、乗務当日にアルコールチェックに引っかかったり、体調不良で乗務を交代した事例が過去5年間にもあったことが同時に報告されました。

アルコールチェックに引っかかるのならまだしも、それをスルーした例も、ひょっとしたらある、、、可能性は否定できません。

だとすると、自分が搭乗したフライトのパイロットも、ひょっとすると酒気帯びだったこともあったのかもしれない…考えすぎかもしれませんが、搭乗機会が多い自分としては、パイロットを信じたくても信じられなくなってしまう…。

多くのパイロットは、規則にのっとり、きちんとした仕事をされているものと思います。こうした例はごくわずかな人たちによるものでしょう。でも、あってはならないのです。「安全は何物にも優先されるべき」なはず。

パイロットにとどまらず、公共交通機関に携わる人、特にドライバー、パイロットは、非常に強いストレスにさらされます。人手不足からくる勤務のキツさも手伝って、それは時代とともに、より強くなっていっています。そのストレスをリリースする1つの手段がお酒だと思いますが、行き過ぎはNG。

ドライバーやパイロットにかかる強いストレスをどうリリースし、ケアしていくか?公共交通機関を担うすべての会社が考えていかなければならない問題でしょう。でもやはり第一は個人の自覚ですね。


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