« シドニー国際空港 国際線ターミナルへ移動&カンタスファーストラウンジ(2018.3.26) | トップページ | ホテルJALシティ羽田 ウエスト・ウイング »

2018/05/17

日本航空JL772便 シドニー→成田 ビジネスクラス(SKY SUITE・SS9)搭乗記(2018.3.26)

2018年3月26日 日本への一時帰国のため、JL772便でシドニーから成田へ。昨年末以来の772便、デイフライトを楽しみます。
Img_3261_1824x1216_2


■搭乗


カンタスファーストクラスラウンジを後にして、搭乗開始前の8:45、25番ゲートにやってきました。
Img_3131_1824x1216


毎度のことですが、ダイヤモンド・プレミア専用レーンから優先搭乗させていただきます。
Img_3128_1824x1216


この25番ゲートは、ボーディングブリッジからシドニーCBDのビル街をバックに機体の写真が撮れるスポットなのですが、屋根が邪魔で残念なゲート。そういえば、ちょうど1年前、インボラでファーストクラスに乗った時もこのゲートでした。シドニー線から777-300ERが消えて、はや1年、時が経つのは早いです。
Img_3132_1824x1216


2A窓側を座席指定。2C通路側に妻が座ります。
Img_3134_1824x1216


トイレをお借りして、上のみリラクシングウエアに着替えます。着替えて戻ってきたところでウェルカムドリンクのサービス。朝からですがシャンパンを一杯。いい感じに陽があたっていたのですが、プラカップなところがちょっと残念…。
Img_3138_1824x1216


■離陸


定刻でドアクローズ。プッシュバックののち、RWY34Lより離陸。
Img_3143_1824x1216


シドニーの市街地を眼下に望みます。
Img_3148_1824x1216

Img_3150_1824x1216


■アメニティポーチ

今年の2月下旬から、ビジネスクラスのアメニティポーチが更新され、日本発便ではイタリアの「ETRO」、日本着便では京都の「龍村美術織物」とのそれぞれコラボになりました。

日本発便の「ETRO」は3月11日の771便でゲット。今回は日本着なので、「龍村美術織物」のアメニティポーチをゲットしました。

青色のポーチは男性でも使いやすそう。食事前に中身をチェック。
Img_3152_1824x1216


歯ブラシ、モイスチャーマスク、耳栓、リップスティックはおなじみ。ただ、アイマスクが「蒸気でアイマスク」に。通常のアイマスクを使いたい方は、持参する必要があります。
Img_3225_1824x1216


使うときは、袋からアイマスクを出して目に当てるだけ。自然と目元が温かくなって…目の疲れを癒すことができます。私はこのアイマスクが結構好きで、手元にある場合は積極的に使うほう。気持ちよくなって、毎回そのまま寝てしまいます。
Img_3227_1824x1216


ポーチはJALの小さいロゴ入り。芸が細かい…この色だと男性も使いやすいですが、色違いの提供もあるでしょうか。
Img_5447_2016x1512


パンフも熟読(笑)。
Img_3159_1824x1216


■昼食

シートベルト着用サインが消灯して、昼食のサービス開始。
Img_3166_1824x1216


シドニー発のビジネスクラスの洋食のメインには、時々「チキン」のメニューがあるのですが、今回はなかったので事前に和食をチョイス。和食は人気があるので、事前予約をしておくのがおススメ。
Img_3164_1824x1216


◇先付

 ・スモークチキン 胡桃のヨーグルト添え
 ・トマトムース
 ・獺祭 純米大吟醸50

この後に続く「彩御膳」のことを考えて、先付は日本酒でいただきます。洋食と共通メニューの先付ですが、どちらかと言えば、白ワインのほうがよかったか? でも、「獺祭」があるのが分かると、ついつい日本酒を選んでしまいます。
Img_3171_1824x1216


◇彩御膳

 ・海老の艶煮
 ・鰻の八幡巻きと長芋の串打ち
 ・厚焼き玉子
 ・ブロッコリーの辛子和え
 ・トマト甘酢漬け
 ・白菜と鶏ひき肉 含み煮
 ・鶏照焼き
 ・長芋ゼリー寄せ
 ・お豆の胡麻和え
 ・獺祭 純米大吟醸50
    ~シンフォニー ソーヴィニヨンブラン トロッケン2016

以前は海外発の便なら迷わず洋食、と思っていましたが、最近は海外発の便でも美味しい和食が楽しめます。
Img_3175_1824x1216


もちろん、日本と異なり使える食材は限られるのでしょうけど、十分においしく頂けるメニューです。この日は「彩御膳」と名付けられた通り、春を思わせるカラフルで華やかな御膳でした。
Img_3178_1824x1216


お酒は獺祭からドイツ産のソーヴィニヨンブランへ。ラベル、ちょっとまがっていますがそこはご愛嬌ということで。でも、やっぱりヴィオニエの方が好きです。
Img_3179_1824x1216


◇台の物

 ・豚角煮
 ・サーモン幽霊焼き 和風タルタルソース
 ・クライン ヴィオニエ ノース・コート2016

和食のメインは毎度「肉」「魚」が一品ずつ。これにライスとお味噌汁が付きます。
Img_3181_1824x1216


今回は角煮とサーモン。オーストラリアならサーモンはタスマニアサーモンでしょうか。和風のタルタルソースがついていますが、洋風っぽい味で、ワインにもぴったり。
Img_3182_1824x1216


豚の角煮も柔らかくおいしくいただきました。
Img_3187_1824x1216


ワインは、ちょっと濃厚でボリューム感のあるヴィオニエ。伺うとあまり召し上がる方はいらっしゃらないとのこと。今回も封切りでした。
Img_3180_1824x1216


ごはんには「ふりかけ」がついてきます。
Img_3184_1824x1216


薄くてレトルト感が強い味噌汁がイマイチだったのが残念でした。
Img_3186_1824x1216


◇デザート

 ・ブルーベリーチーズケーキ
 ・緑茶

和食の最後は、お饅頭か羊羹を期待したいところですが、海外発の場合はちょっと無理なのか、洋食と同一メニューのブルーベリーチーズケーキがサーブされます。緑茶の代わりにコーヒーを頼んでもOKです。写真、ピントがずれててスミマセン。
Img_3191_1824x1216


■リラックスタイム

機窓には雲が広がり…食事が終わる頃は、ちょうどグレートバリアリーフに差し掛かる頃なのですが、今日はちょっと見えそうにありません。
Img_3195_1824x1216


チーズプレートをいただき、スペイン産の赤ワイン「シルバー・ラベル」をゆっくりいただきながら、映画を観てリラックス。
Img_3192_1824x1216


毎回同じパターンですが、これが一番落ち着きます。たまにはカクテルなんかも飲んでみたいなーとは思うのですが、いざ乗ってしまうと、やはりワインに手が出てしまいます。
Img_3200_1824x1216_2


■バタフライアイランド

日本とオセアニアを結ぶ数あるフライトの中で、パプアニューギニアの北にあるサンゴ礁の島「バタフライアイランド」を見ることができるのは、デイフライトのごくわずか。772便はその1つです。

離陸から4時間、この日もこの時間が近づいてきました。
Img_3204_1824x1216_2


「バタフライアイランドが見えるときは教えてください」と事前にCAさんにお願いしておいたのですが、CAさんからは「機長の話では見えるとすればA席のある左側に見えるのですが、今日は難しそうとのことです」と伺い、外を見ると雲の中。
Img_3205_1824x1216


モニター上ではこの場所なのですが…
Img_3208_1824x1216


今日はムリか…と思っていたところ、一瞬の雲の切れ間から蝶の形をした「バタフライアイランド」が見えました!
Img_3212_1824x1216


これにはCAさんもびっくり。今まで何回も見てるバタフライアイランドですが、毎回その美しさに感動します。どんなに雲が出ても、やはり自分の目で確認しておくべきですね。
Img_3217_1824x1216


■夕食

バタフライアイランドを見たあとは映画を観たりしてのんびり過ごします。ビジネスクラスでは到着の1時間半前まで自由にアラカルトが頼めますが、グアムを過ぎたころ、食事をオーダー。
Img_3230_1824x1216


◇アラカルト

 ・高菜しらす丼
 ・和食(鱈漬煮、切干大根、味噌汁)

ヨーロッパ線のビジネスクラスでは、「フィンラン丼」「フランクフルトン丼」などのご当地丼が人気ですが、シドニー線でも「しらす高菜丼」がいただけます。人気の品なので、事前に取り置きをお願いしておきました。

実は、妻も取り置きをお願いしていたのですが、どういう理由か、売り切れになってしまったと。CA間の伝達ミスっぽい感じもしましたが、理由が釈然としないのはちょっと残念です。
Img_3235_1824x1216


食事は和食のご飯を、しらす高菜丼に差し替えていただきました。高菜はもう少し辛くてもいいかなーという感じ。味噌汁は1食目と同じレトルト感満載で、こちらもイマイチでした。
Img_3233_1824x1216


軽い付け合わせもあって、味噌汁以外はおいしくいただきました。
Img_3236_1824x1216


■到着

やがて、着陸に向けて降下開始。シートベルト着用サインがついた後、陸地が見えてきます。
Img_3240_1824x1216


この水田の風景が毎回変化することで、季節を感じます。
Img_3249_1824x1216

Img_3251_1824x1216


霞ケ浦から旋回して、RWY16Lに着陸。右側から夕日を浴びて、飛行機の影が滑走路脇の地面に映る、なかなか面白い景色。最後の着陸まで景色を楽しみます。
Img_3256_1824x1216


そしてこの日も沖止め。機材の運用上、772便は沖止めになることが多いです。バスで行くのはちょっと面倒ですが、一方で、こんな写真が撮れるのは沖止めならでは。
Img_3261_1824x1216_2_2


サービスは以前よりもずっと良くなったと思いますし、乗っていて安心感を感じるようになりました。ただ、妻の「しらす高菜丼」の一件を除けば、ですが。

一方、おいしい機内食をワインといただいたり、バタフライアイランドを見ることができたり、夕日に照らされる機影を見ることができたりと、フライトそのものは存分に楽しむことができました。
Img_3263_1824x1216


機材はJA868J、昨年末にシドニー線で搭乗した時と同じ機材でした。このJA868Jに乗ると、いつもより印象に残るフライトになる感じがします。回数を多く乗っていると、相性のいい機材、というのがあってもおかしくないですね。


■Flight Data

 ・Airline: Japan Airlines
 ・Flight: JL772
 ・Aircraft: B787-9 (JA868J), Age/ 1years
 ・Depature: Sydney (SYD)
 ・Destination: Narita (NRT)
 ・Cabin: Business Class (SKY SUITE SS9)
 ・Mileage: TPM 4,863mile (13,982mile accumulated)
 ・FOP: 9,518FOP


↓ランキングに参加しています。
 ポチっと押して応援、お願いします。



|

« シドニー国際空港 国際線ターミナルへ移動&カンタスファーストラウンジ(2018.3.26) | トップページ | ホテルJALシティ羽田 ウエスト・ウイング »

コメント

ぱぴるすさん
こんにちは~。
一瞬のバタフライアイランド、感動しました。
やはり、曇りでもあきらめずに探す事が大事ですね!

ところで、SYDーNRT線では、通常、A席から
バタフライアイランドが見えるのでしょうか?
それとも、ケースバイケースでしょうか?

また、その逆もしかりで、
NRT-SYD線では、通常K席から見えますか?

投稿: ginger | 2018/05/17 14:16

gingerさん

これまで何回もバタフライアイランドを見てきましたが、今回のように見えないと思っていたところが見えた、という感動は初めてでした。これだから飛行機旅はやめられません…。

SYD→NRT線、772便では、8:2くらいの確率でA席から見えます。
NRT→SYD線、771便は夜行便なので見えません。NRT→MEL線、773便ですよね?773便では、回数が少ないのですが、これまですべてK席側でした。

なので、772便ではA席、773便ではK席を指定しています。773便ではK席だと夕日も楽しめますし。

この地域は天候や気流によって微妙に航路が変わるため、どちら側に見えるか、搭乗した際にCAさんに確認しておくのがお勧めです。

投稿: ぱぴるす | 2018/05/17 19:07

この記事へのコメントは終了しました。

« シドニー国際空港 国際線ターミナルへ移動&カンタスファーストラウンジ(2018.3.26) | トップページ | ホテルJALシティ羽田 ウエスト・ウイング »