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2018/02/26

YHA Aoraki Mt Cook Backpackers(YHA アオラキ・マウントクック・バックパッカーズ)

2017年11月5日、YHA Aoraki Mt Cook Backpackersにチェックイン。マウントクックで過ごす3泊4日をこの宿でお世話になります。

ニュージーランドではバックパッカー向けに、各地にYHA=ユースホステルがありますが、このマウントクックのYHAは、清潔で設備が充実していることで有名とのこと。

実際に訪れてみると、若い人だけではなく、私たち夫婦のように歳を重ねた人もいて、幅広い年齢層のお客さんでにぎわっていました。自炊派の人たちにはおすすめの宿です。

ただ、自炊ができると言っても実際のキッチンにどんなものがあるのか、事前にWebで調べてみたのですが十分な情報が得られなかったので、ここでは、そのあたりも詳しく紹介します。
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(出発日に撮影)


■予約


予約は、YHAの公式HPでオンラインで予約。自炊可能なロッジやアパートメントホテルを探したのですが、どうしても3泊連続で取れず、このYHAにしました。

バックパッカー用の6~8人部屋のほか、個人向けのダブルルームやトリプルルームなどもあります。今回はダブルルームを1部屋2名で130NZD/泊で予約。なお、YHAの会員だと10%引きです。

値段もお手頃価格ですが、結果としては「当たり!」でしたね。


■チェックイン

場所は、プカキ湖から80号線をまっすぐ走ってきて、マウントクックビレッジの入口で右に曲がってすぐの分かりやすいところにありました。



Receptionで名前、住所、パスポート番号を記入。支払いは事前にオンライン決済で完了していたのでなし。スタッフの方、とてもフレンドリーでした。

YHAの利用案内。チェックアウトは朝10時、昼の2時から4時は掃除のためキッチン使用不可、夜9時から翌朝8時までは玄関ドアは暗証番号を入力しないと外から開かない、など。暗証番号はこの案内に記載されています(防犯上ボカシ処理しています)。
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■ダブルルーム他

カギをもらって2階に上がります。ツイン、ダブル、トリプルなどのプライベートルームはすべて2階にあります。ダブルの15号室が今日から3日間の部屋。
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ウッドの壁の温かみのある部屋です。
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荷物置き場にオイルヒーター。実際、到着日の夜に雪が降ったくらいなので、夜はオイルヒーターを軽くかけておかないと寒かったです。
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その他部屋の様子。タオルは備え付けでありました。
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壁にある小物置き場(額縁の下)が結構重宝しました。ただ、ウッドでの造りな分、壁が薄く、お隣りさんの声や大きないびきはジャジャ漏れ。
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朝食はオーダーすることも可能なようです。
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プライベートルーム利用者専用の共用のシャワールーム、トイレが同じ階、階段の奥にあります。
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シャワールーム。周囲への配慮から夜10時までの利用。また、昼の時間帯は掃除で使えない時間帯があります。
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ランドリールームは1階。コイン式。Receptionが空いている時間(8:00~19:00)に両替して利用。洗剤は自動添加。
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乾燥機、コインロッカーもあり。コインロッカーには日本語表記。
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■キッチン

YHAのいいところは、共同とはいえ大きなキッチンが使えること。なお、持ち込み品に制限はなく、お酒もOKです。

持ってきた食材は、ラベルに自分の名前、部屋番号、チェックアウト日、部屋番号を書いて貼って空いている棚に保管します。
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このラベルを使用。棚には「Free Food」とありますが、余ったものはここに置いておけば欲しい人が持っていきます。逆に掘り出し物があるかも。
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冷蔵庫も共用で、同様にラベルを貼って保管します。
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コンロ。朝夕食時は混むので、ちょっと早めに支度をして、ピーク時間帯を外すのがコツ。
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調味料類。概ねそろっていますが、醤油などの日本の調味料や、クッキングオイルは自前で準備が必要(醤油はハーミテージホテルの売店で売っています)。その他、アルミホイル、ラップもあると便利で自前で用意。
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炊飯器が2台。オーストラリアからお米を持ち込んで電子レンジもしくは鍋で炊くことを考えていたので、これは助かりました。
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電子レンジ。他にオーブンもあるので、グリル料理などもできます。
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トースター。鍋、カトラリー類、食器は豊富なので困りません。スプーン、フォーク、ナイフもありますが箸は持参する必要があります。
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お菓子、缶詰、牛乳、パンなどはReceptionでも購入可能。でもものすごく高そう。
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ダイニングスペース。結構広いです。いろいろな国から老若男女が集まっているといった感じでしたが、日本人の男性から声をかけられました。「いやー、異国で日本語聞くとやっぱりいいねー」…確かに。滞在中ずっと天気が悪くて難儀をしたとのこと。
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■その他

ダイニングルームの隣にあるリビング。ギターを弾く人はおらず。若者は皆スマホ、タブレットに夢中でした。キッチンの奥にはTVルームがあったのですが、若い人がいつもたむろしている感じで、空気もよどんでいて、唯一近寄れない場所でした。
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リビングにある観光マップ。
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図書コーナー。日本の本もあります。悪天候時の暇つぶしにどうぞ。
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国際電話がかけられる公衆電話。昔は大活躍だったのでしょうけど、インターネットが使える時代、もう役割は終わった感じです。
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いらなくなった服をやりとりするClothes Swap。持っていく人いるのか?
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ツアーもここのReceptionで申し込めます。日本語のガイドあり。
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廊下にあった周辺の案内&マップ。リビングのいい加減なマップより、こちらのほうがかなり役に立ちました。
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今回は、ニュージーランドの小学生の修学旅行一行と同泊で、バックパッカーは少なく、その分、夜はお隣りさんのおしゃべりを除き、とても静かに過ごせました。

前評判通り、清潔で設備もしっかりしており、自炊派で費用を節約したい方にはおすすめの宿です。ただ、部屋の壁が薄いので、音が気になる方は遠慮された方がいいかもしれません。

自炊の場合は、いかに事前に食料を調達できるかですが、マウントクックビレッジではお店はなく、調達不可で、60km離れたトワイゼルのスーパーが最寄りのスーパーになります。なので、レンタカーでアクセスするほうが荷物も積めて便利かと。

なお、記事の中でもちょっと触れましたが、ハーミテージホテルの売店に醤油やちょっとした日本の食べ物、お菓子が売っているので、いざという時は使えそうです。
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