日本航空JL771便 成田→シドニー ビジネスクラス(SKY SUITE・SS9)搭乗記(2018.1.2)
■搭乗~離陸
サテライトラウンジを後にして、搭乗口72番にやってきました。今回は夫婦でプレエコで予約、それぞれ20,000マイル、計40,000マイルを払ってビジネスクラスにアップグレードです(後日、マイルバックキャンペーンで各々3,000マイルずつバックされます)。
座席はビジネスクラス最後方窓側の9A、妻が9C。
ウェルカムドリンクとしてシャンパンをいただきます。
アメニティ。ゼロハリバートンのケースに歯ブラシ、耳栓、アイマスク、リップクリーム、モイスチャーマスク、ティシュのセット。
備え付けのブランケット。この2つのスナップ、どう使うのか、謎。
スナップを留めると、首回りが入るくらいの輪ができます(手前)。ブランケットを胸前で留めてマントのようにかぶって寝るといいとか?CAさんに聞いてみればよかった…。
そんなことをあれこれ考えているうちにドアクローズとなり、プッシュバック&出発。
RWY34Lより離陸。遠くに広がる夜景がキレイ。
■ディナー
シートベルト着用サインが消灯して、ややしばらくしてからディナーサービス開始。今日は私が洋食、妻が和食を事前オーダー。洋食・和食の両方を紹介します。
<洋食>
◇アミューズ・ブーシュ
・胡麻豆腐 山葵のせ
・燻製煮卵と叉焼
・白ワイン:ステルハイス シュナン・ブラン
アミューズ・ブーシュは洋食・和食共通メニュー。「胡麻豆腐 山葵のせ」はお馴染みですが、毎回思うのは山葵がよく効くこと。調子に乗って山葵をつけると、山葵が鼻に抜けまくって大変なことになります。白ワインは、すっかりお気に入りです。
◇オードブル
・ブランダードのミルフィーユ
・メゾンカイザー特製ブレッド
プチナチュール、ゆずのプチパン
・白ワイン:ステルハイス シュナン・ブラン
「ブランダード」とはフランス南部ランドック地方の代表料理で、鱈を牛乳で茹で、ジャガイモを加えてペースト状にした料理とのこと。いくらの下の部分がそれにあたります。鱈の味よりジャガイモの味の方がしっかりしていたような。とてもおしゃれな料理、と思いました。
◇メインディッシュ
・和牛サーロインステーキ グリーンペッパーソース
・赤ワイン:ノヴァス カベルネソーヴィニヨン マイボ・バレー
お正月はおせち料理を堪能したので、機内では久しぶりに洋食が食べたくなるだろうと、和牛サーロインステーキを予約。うまくミディアムレアに仕上がっていました。グリーンペッパーソースと言っても、あまりソースっぽくない感じ。赤ワインソースがかかっている方が好きです。ワインは、牛肉に合わせてフルボディのカベルネソーヴィニヨンをチョイス。
◇デザート
・山田農園のほうじ茶プリン
・コーヒー
ほうじ茶プリンと言うのでどのくらいほうじ茶の味がするの?と思いましたが、普通にさっぱりとしたプリンでした。
このあと、いつもならチーズプレートと赤ワインをいただくのですが、病み上がりで体調が今一つということもあり、食事はここで終了。
<和食>
妻が食べた和食、メニューと写真のみ紹介します。なお先付は洋食のアミューズ・ブーシュと共通なので省略します。
◇冬凪
・筑前煮
・蟹鼈甲餡(べっこうあん)
・水菜春菊木ノ子浸し、数の子、鮑(あわび)
・鰤(ぶり)焼き霜、大根おろし
・牛時雨煮、たたき牛蒡、鰯(いわし)蒲焼、
温度卵、サーモン燻製手毬、生麩
◇台の物
・和風牛タンシチュー
・鰻の蒲焼
・ご飯、味噌汁、香の物
◇甘味
・カステラ 日向夏ジャムを添えて
・緑茶
台の物のシチューと魚料理の組み合わせは従来通り。ただこのシチューがちょっとしつこいので、もうちょっと軽い肉料理にしてほしいなぁといつも思います。甘味のカステラはおいしそうでした。
■到着の前に
この後、病み上がりだったせいもあり、到着の約1時間前まで熟睡。妻の話では、CAさんが数回いらして、朝食必要ないか、心配していたとのこと。
結局妻に起こされて朝食をどうするのか聞かれ、いらないと返事したのですが、最初からいらないと返事しておけばよかったか…。
ようやく目が覚めた時、再度CAさんがいらして、「お目覚めにフルーツなどはいかがですか」と。確かにのどがカラカラだったので、オレンジジュースとフルーツをいただきました。
確か、着陸の1時間半前にはオーダーストップだったのですが…CAさんのお気遣いに感謝です。ちなみに妻は早々に起きて山菜うどんを食べたんだとか。
そして機窓には、日の出前のきれいな空のグラデーションが広がっていました。この画が欲しかったー。
日の出直前。この後、日が昇った写真を撮ったのですが、気象の変化からか窓が曇ってうまく写らず…(涙)
■到着
飛行機は徐々に高度を下げて着陸態勢に。
左手にシドニーの街並みが見えたのですが、相変わらず外側の窓が曇った感じになってきれいに写らず、これが精一杯の画に。
RWY16Rに着陸。
着陸と同時に窓の外側が一気に曇ってしまい、何も見えず。そのくらい冷えていたようです。
あまり体調も良くなかったので、大好きなワインもそこそこに、食事をしてあとはぐっすり寝た、という、ごくごく普通のフライトでした。
ただ、日の出前のきれいなグラデーションを見て、かつカメラに収めることができたことはよかったですし、到着前にフルーツをサーブしてくれたCAさんの心遣いはとてもありがたかったです。
■Flight Data
・Airline: Japan Airlines
・Flight: JL771
・Aircraft: B787-9 (JA863J), Age/ 1year
・Depature: Narita (NRT)
・Destination: Sydney (SYD)
・Cabin: Business Class (SKY SUITE SS9) (upgraded)
・Mileage: TPM 4,863mile (11,185mile accumulated on JMB)
・FOP: 7,695FOP
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コメント
ぱぴるすさん
ご無沙汰しております。
私はぱぴるすさんが搭乗された前日の1月1日に同じJL771便でシドニーへ飛びました。同じく妻と一緒です(笑)。また同じくビジネスクラスの窓側と通路側で、妻は窓側、私は通路側でした(妻は窓側の個室感がお気に入りで、搭乗するとスグに麻雀をはじめます)。
今回は、成田→シドニー→クイーンズタウン→オークランド→シドニー→成田と飛びましたが、ぱぴるすさんもニュージーランドへご旅行されていたのですね。ぱぴるすさんの代理店級?の旅程の組み方は素晴らしいですね。ウチは移動は公共交通機関が基本で常にのんびり旅ですので、ぱぴるすさんの行動力がとても羨ましいです(^o^)大変参考になります!
投稿: のびうし | 2018/02/10 00:53
のびうしさん
コメントありがとうございます。
私が搭乗した前日元旦の便に搭乗されたのですね。元旦の国際線に搭乗すると普段とは違った演出とかはなかったでしょうか。ちょっと気になります。
旅程の組み方、年を取るとともにだんだん変わってきました。若いときは、それこそすべてをつまみ食いする日本人特有の旅程でしたが、段々しんどくなり、1カ所に長く過ごして周辺を観光するという感じになっています。
その分、何回かに分けて行かなければならなくなりますが、それも楽しみとして取っておくようにしています。
今後ののびうしさんの旅行の参考になれば幸いです。
投稿: ぱぴるす | 2018/02/11 15:31
ぱぴるすさん
こんばんは。
国際線の元旦の搭乗でしたが、特に正月ならではの演出はありませんでした。。
ですが、搭乗券左下の「優先搭乗」印字のさらに下に「HAPPY NEW YEAR!」の印字があったのと、クイーンズタウン空港で荷物をピックアップした時に気づいたのですが、荷物に地上職員の方の手書きだと思われる新年の挨拶が書かれた折り鶴つきのカードが付いていました。些細なことですが、この「おもてなしの心」がとても心地よいですよね。ぱぴるすさんも私の翌日に搭乗されたのですから、同様だったのではないでしょうか。
個人的には、ラウンジでお雑煮を・・と期待していたのですが、ご存知の通りそれは無くてちょっとガッカリでした(^^; (大晦日に搭乗した時には年越しそばがあったので、お雑煮があるハズだと思っていたのですが・・・)
次の機会には、お雑煮を食べたいデス(笑)
投稿: のびうし | 2018/02/11 21:06
のびうしさん
搭乗券にHappy New Yearの文字があったり、手書きのメッセージがあったりというのは、なかなか素敵な演出だなぁと思います。
翌2日に搭乗した時は、そういうことはなく、至って普通のいつもどおりでした。
前の記事ご紹介した通り、ラウンジではおせち料理をいただけましたが、お雑煮、あるといいですね。
年末だと年越しそばがあるとは知りませんでした。私はそちらをいただいてみたいです。
投稿: ぱぴるす | 2018/02/12 03:41