ヘルシンキ市内~空港への移動・チェックイン(2017.10.17)
■ヘルシンキ市内~空港へ
ヘルシンキから空港への移動は、電車がベスト。2015年に空港直結の駅ができたことによりとても便利になったそうです。
ヘルシンキ市内の散策を終え、ホテルで荷物をピックアップしてヘルシンキ中央駅にやってきました。
空港までの切符を自動券売機で買います。券売機はホームにあるのですが、VR(フィンランド国鉄)とHSL(ヘルシンキ地域交通局)の2つがあります。どっちを使うか非常に迷ったのですが、Webの情報を総合すると、鉄道だけならVR、市内のトラムやバスも使うならHSLという具合のようで、ヘルシンキ中央駅から空港まで行く場合はどちらでもいいようです。
券売機で英語を選択、SingleチケットでRegionalを選んで購入。90分有効で€5.0。シングルチケットで金額を覚えておけば何とかなるって感じです。
空港駅は、ヘルシンキ中央駅を基点とした環状線の中にあります(ルートマップ)。外回りがP線、内回りがI線というのですが、所要時間はI線のほうが4, 5分早く、30分弱とのこと。逆に空港からならP線に乗ればいいということになります。列車は約10分おき。便利です。
列車に乗ります。ちょうど5分ほど前に空港行きの列車が出たばかりで車内はガラガラ。天井が高く快適です。
今回の出張では、訪れたイギリス、スイス、フィンランド3か国すべてで鉄道を利用しましたが、電車の静粛性、快適さは日本の在来線よりも数段上、と感じました。ヨーロッパは軌道(2本のレール間の距離)が広軌であるのが理由でしょうか(日本は新幹線を除いて狭軌)。
停車駅案内。フィン語はわかりません…。空港を示す飛行機のマークと到着時刻だけが頼り(汗)。
コンセントもあるので、携帯の充電には便利。ちなみに車内での食事は禁止だったと思います。
■空港到着~チェックイン
出発から約30分で空港駅に到着。遅れなし。駅は地下にあります。
サインに従ってホームを進みます。I線で到着した時は進行方向後ろ側に行きます。
電車が去った後に見える壁画。いやいや立派です。何を描いているのかは分かりませんが…。
そのまま進みます。
ルートが間違っていない、って自信が持てる瞬間。
長いエスカレーターで地上へ
上がったところでT1、T2に分かれます。
JALはT2です!
T2の方へ進み、コンビニを過ぎたところに出発ロビーに上がるエスカレーターがあります。
時刻は2時過ぎ。チェックイン開始までちょっと間があります(電光掲示板にも搭乗する414便の表示はまだ出ていないくらい早く着きました)
黙って待ってても仕方ないので…ハパンコルプを入手しなくては。どこに売っているかわからず、店先のおばちゃんに聞いたら、1階奥のスーパーにあるとのこと(英語が苦手のようで、最初は何言っているのかさっぱりわからず…)。
上がってきたエスカレーターを戻ってスーパを探すと…一番奥にありました。
見つけました、ハパンコルプ。数種類売っていましたが、一番枚数が多いものをチョイス。
■チェックイン~ラウンジ
15時前から搭乗するJL414便のチェックインが開始になるとのことで、時間に合わせて再び出発ロビーへ。するとビジネスクラスのカウンターに団体さんの長蛇の列。
ビジネスクラスに長蛇の列?しかも高齢者の方々の団体。失礼ながら伺ってしまいました。「皆さまビジネスクラスですか?」「はい!そうです!」
仕方なく最後尾に並びます。私の後ろに来た、日本に戻るというサラリーマンの方もびっくりした様子。むしろエコノミーの方が早いくらい。
「これだとビジネスクラスもステータスも意味ないですねー。」
「最近はビジネスクラスで行くツアーというのも多いようですし。」
「10月はオーロラ鑑賞にもいいらしいですしね。」
チェックインが始まっても列は動かず…とそこへJALの男性職員がいらして、
「お客様は団体の方ですか?」
「いいえ」と、後ろのサラリーマンの方と返事。
「それでは、私の方で別途チェックインさせていただきます。」
ラウンジでサウナに入る時間を確保するために空港に早く来たってこともあって、大助かり。男性職員の方の機転の良さに感謝。無事メルボルンまでの搭乗券を発券してもらえました。
あとでわかったことですが、団体の皆さんはビジネスクラスではなく、「プレエコ」でした。ヘルシンキではプレエコ専用カウンターがないのでビジネスクラスでチェックイン可能。カウンターが3つしか使えないのは少々不便です。
チェックインの後、プレミアムレーンのセキュリティチェックへ。ビジネスクラス、JMBステータスホルダーが使うことができます(ルビーでもOK)。
今回は、行き先がシェンゲンエリア外なので、パスポートコントロールがあります。パスポートをスキャンしてゲートを通過した後、更に係官のチェック。シェンゲンエリアに入った時のスタンプを確認されました(質問はなし)。
その後フィンエアーのラウンジへ。
サウナに入ってからラウンジで一服。サウナの様子は「ヘルシンキ国際空港 フィンエアーラウンジでサウナを体験」をご覧ください。
夕方は、特に出発便が重なるため、ラウンジは激混み。シート確保も大変でした。それでも何とか1席を確保。サウナ上がりの一杯は最高でした。
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コメント
ぱぴるすさん
こんにちは~。
遅くなりましたが、改めて、ぱぴるすさんのHEL
空港情報のお陰で、なんとか上手く乗り継ぎや
ラウンジ滞在もできました。有難うございました。
残念ながら、目下、非シェンゲンAYラウンジが改装中
だったもので、サウナなど利用することはできません
でしたが、食べ物やワインなど美味しく頂きました。
そして、今回、私達は、エメラルド特権をフル活用して、往復AYエコノミーコンフォートに搭乗したものの、
往復ともビジネスシートの多くを日本人シニア団体
旅行者が占有しておりました(うらやましい)。
また、往路は10分前に到着したJL413便の後方から
のパスポートコントロール通過ということも手伝って、
エコ客は、乗り継ぎ1時間枠じゃ結構厳しいよね~
とも思いました。
ぱぴるすさんの真似をしてパパンコルプも
買ってきましたよ~。
未だ、勿体無くて未だ手付かずです(笑)。
投稿: ginger | 2019/05/21 16:43
gingerさん
ヘルシンキ空港の情報、お役に立ててよかったです。
フィンエアーのラウンジでサウナに入れなかったのは残念でしたね。フィン式サウナ、本当に気持ちよくて、出た後の泡の一杯は格別だったのを覚えています。改装後のラウンジに期待ですね。
フィンエアー、gingerさんの時も日本人シニアの方々が多かったですか。私の時も同じでした。日本人のCAさん、お得意のシニアからの無理難題に右往左往してましたから。値段が安くてツアーを入れやすいんでしょうかね?
ヘルシンキは乗り継ぎ人気がさらに高まり、空港もかなり手狭になってきていて、かつて謳っていた最短40分の乗り継ぎは、ピーク時はもやは難しくなっている気がします。夕方はアジア・ヨーロッパからの到着便が多く、空港もごった返していますものね。時間には余裕を持った方がいいようですね。
パパンコルプ、ワインのおつまみにいいですよ。梅雨が来て湿気てしまうまえにどうぞ。
投稿: ぱぴるす | 2019/05/21 21:47