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2016/10/30

駐車違反取締り

オーストラリアの街中では、決められた曜日、時間で路上駐車が認められています。
よく見かけるのが下の写真のようなサイン。
Img_1144


これは午前9時から午後6時までは1時間まで駐車可という意味。
でも、この1時間、パーキングメーターやカメラがあるわけでもないのに、どうやって取り締まっているのでしょう?

先日、メルボルンのサウスヤラに車を止めて買い物に行き、戻ってきたらなにやら係員のような人が車の左タイヤを覗き込んでごそごそやっているのに遭遇。

え、まだ1時間経っていないのに取り締まり?と思いきや、見つけたのはこれ。
Img_1143


どうやら1時間に1回くらいのペースで見回り、タイヤにチョークで印をつけることによって、その車がどのくらい止まってたかを判断しているのだとわかりました。

その次に回ってきてチョークのあとがついていたら、駐車時間オーバー。一方で何も印がなかったら新しく止まった車、ってことになります。

ということは、1時間まで駐車OKの場合、係員の見回りが行ったあとすぐ止めれば約2時間近くは止められるってことにもなります。もちろん、賭け、ですが…

時間をオーバーした場合は、駐車違反である旨を知らせ、振込みをするための「キップ」がワイパーとフロントガラスの部分に挟まれます。

ちなみに、駐車違反で免許証の減点はなく、お金をネットから振込むだけでOK。市町村の収入になるようです。金額は場所によってまちまちですが、$70~$90くらい。

日本と違い免許証の減点がないので、お金持ちの人は、チェックされたらアンラッキーくらいのイメージで普通に長時間止めたりしています。

なので、高級車に駐車違反のタグが貼り付けられているのを結構見かけます。

でも、取り締まりはかなり厳しいのが現実です。メルボルンは当然ですが、田舎でも結構しっかり取締りしているので、要注意です。


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