メルボルンカップ2015
毎年11月第1火曜日は、競馬のメルボルンカップがメルボルンのフレミントン競馬場で開催されます。
ここビクトリア州は祝日。テレビも朝から競馬一色、朝からずっと中継があります。
これが地元新聞の競馬欄。紙面の感じは日本もオーストラリアも変わらないです。
今年は日本からフェームゲーム、ホッコーブレーブの2頭が参加。記念にそれぞれの単勝を10ドルずつ買ってみました。ちなみに、馬券は街中の「TAB」でモニター見ながら簡単に買えます。TABはちょっとした街ならどこにでもあって便利なのですが、馬券はレシートそのもの。
こちらはフェームゲームの紹介。なんと記者がカメラとともにパドックの中に入り、馬のそばで解説します。日本では考えられません。ちなみにフェームゲームは1番人気でした。
ホッコーブレーブの紹介
パドックから、スタンド前の別なパドックに馬は移動し、ここで騎手が騎乗してターフへ駆け出します。この日の観客10万人…
スタートゲートは、スタンド前直線1000mの奥にあります。距離3200m、24頭立て。
フェームゲームのゲートイン
ゲート入りに時間がかかるので、曳き手がゲートの横によじ登って馬をなだめます。
スタート!
そして約3分半後、1着でゴールしたのは22番人気のプリンスオブペンザンス。単勝約70倍、メルボルンカップで初の女性騎手が優勝しました。日本馬の2頭は、フェームゲーム13着、ホッコーブレーブ18着とまったくいいところなし。1番人気惨敗、大穴が来て、場内は騒然でした。
優勝インタビューはゴール後、まだターフにいる中で、記者が別の馬に乗って近づいて機種に直接インタビューするところから始まります。すごい。
JRAには、これまで何名かの女性騎手がいたそうですが、現在はゼロ。未だ男性社会の壁を破れないのでしょうか。この辺は欧米との差を感じます。日本でもいつか、女性騎手がGⅠを制する日が来るといいですね。
さて、メルボルンカップでは、女性のファッションにも注目が集まります。日本と異なり、GⅠレースとなれば老若男女、ドレスアップして競馬場にいくのが当たり前。競馬場ではファッションコンテストも開催されます。左の女性はコンテストで優勝した方。賛否はいろいろあるでしょうけど…
オーストラリアに来て3回目のメルボルンカップ。
今年、初めてゆっくり楽しむことができました。
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