オーストラリアでの自動車免許
オーストラリアで車を運転するには、まずは国際免許があればOK。
国際免許は各都道府県の運転免許試験場で2500円くらいの手数料で即日発行してもらえる。確か、写真を1枚持って行かなきゃいけないんだったかな。
けど、国際免許の有効期間は1年間。だから、私のように駐在員として数年の滞在をする場合は、こちらの免許を取る必要がある。自動車免許は、車を運転するために取るのは当然だけど、IDカードとして本人を特定するためのものとして取るという別な意味もある。つまり、これがあれば、パスポートを常時持ち歩かなくてもいいというわけ。
オーストラリアで車の免許を取るためには…州によって違うみたいだけど、ビクトリア州の場合は、まず領事館に日本の免許証を持って行って、その翻訳証明書を発行してもらう。これに24ドルかかったかな。だいたい5営業日もあれば発行してもらえる。領事館が遠いときは郵送でも受け付けてくれるけど、受け取りは本人でないとだめ。それ以外には、公的な資格を持った翻訳家に訳してもらってサインをもらうのもいいらしい。
翻訳証明をもらったら、免許証発行の予約を電話でする。ビクトリア州はVIC ROADの予約センターに電話して、自分の家の最寄りのセンターに行く時間を予約。VIC ROADは免許事務以外にも、車のナンバー発行なんかもやっているので、電話のガイドに従って番号を押してオペレーターにつなげてもらう。私なんか、日本の免許証からの切り替えだから、ガイドのどれにあたるのかよくわからなくて、考えていたら勝手にコンシェルジュにつながっちゃって、説明したら、5分くらい待たされてオペレーターにつなげてもらった。結果としてはそっちのほうが早かったかな。オペレーターのおねーさんは非常に親切でゆっくりしゃべれたから助かったかな。このとき、予約番号を教えてくれるからメモメモ。
そして、予約の当日、持っていくのはパスポート、翻訳証明、日本の運転免許証、住所を証明するための銀行からの手紙や公共料金の請求書、銀行のカード。事務所に行って番号カードをひいて待つ。番号が呼ばれたらカウンターへ。予約の番号を伝え、要件を行ったら用紙に必要事項を記載。記載が終わって担当者の処理が終わるのを待っていたら、正面の壁に書いてあるアルファベットを読んで、といわれて4つの文字を読んだから「OK!」と。これで視力検査は終了(笑)。
あとは有効期間を3年にするか10年にするかを選んでクレジットカードでお金を払えば終了。ちなみに3年が75ドルくらい、10年が250ドル。記念なんで、10年にしちゃいました。
数日で免許証が送られてくるから受け取ればOK。ちなみに翻訳証明さえ持っていれば、日本の免許証の有効期間で運転は可能。ただし、ビクトリア州はOKだけど、NGの週もあるそうだ。
日本の場合は書き換えというか、テストなしの切り替えが効くけど、中国人とかはテストを受けなければならないらしい。オーストラリアは日本と同じ右ハンドルで、かつ日本の免許取得は難しいせいかな。
いずれにしても、これで手続き関係は一息ついて、ようやくふつーの生活が送れそう。
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