実技試験
ついに実技試験をパスして、ワシントン州の運転免許証を取得した。
本当はもっと早く取っておかなきゃいけなかったんだけど、
いろいろ事情がありまして。
実技試験を受けたのは26日。
指定された時間に免許センターに行って試験を受ける。
日本のように技能免除の自動車学校を卒業すると、
免許センターでは学科だけでOKというシステムはない。
まずは学科(その試験の様子はこちら)、
それに合格して90日以内に実技試験を受けてパスすると免許証がもらえる仕組み。
指定された時間に免許センターの受験者用駐車場に自家用車で乗り付けて待機。
そう、アメリカでは実技試験には自家用車を用いる。
学科試験を受けてパスすると仮免許証をくれるので、
それで練習して自分の車で試験を受けるというわけだ。
ちなみに私の場合は国際運転免許証を持っていたので仮免許の交付はなし。
しばらくすると女性の試験官が来てパスポートの提示を要求、
さらに車にかけてある保険をチェック。
次に窓を開けてハンドシグナルのテスト。
左、右、停止のサインを出す。
次にウインカーがつくか、ブレーキランプがつくかを確認し、
さらに、「Stop」の掛け声でブレーキを強く踏むテスト(急ブレーキテスト)をやった。
もちろん、すべてOK。
それから試験官が車の助手席に乗り込んでテスト開始!
市内を10分ほど回ってテストを受けた。
途中で車を右に寄せて止めるように指示され、停止。
「ここで車を降りるときはどうしますか?」
「???」
「あ、下り坂だと仮定してください」
となると、ハンドルを歩道に向けて切って止めなければならない。
それを実演してOK。最初っから下り坂だといって欲しかったなぁ。
一番最後は縦列駐車。
試験センターの裏手に立てられたポールで実施。
車1台半分はあって、しかも切り返しても大丈夫って聴いてたから
楽勝楽勝なんて考えていたら、
自分の車が大きくて一発では入らなかった。
(カローラ、デミオだったら本当に楽勝だったかと)
結局2回切りなおして成功。そしてテスト終了。
テストが終了するとその場でスコアが渡される。
途中のバックしながら交差点を右に曲がるテストで
曲がった後に膨らんだので減点4点(これ、結構難しい)。
縦列駐車で切り返したので減点2点の94点で試験をパス。
ちなみに合格点は80点以上。
テストが終了したら顔写真を撮影して
その場で45日間有効の紙ベースの免許証が発行される。
30日以内にプラスチックの免許証が届かなかったら即連絡をと言われて終了。
バックの減点は仕方ないなぁ。
けど、試験中、試験官がベラベラ話しかけてくるのには参った。
こっちは緊張して受験しているんだって言うのに…
でも、免許証が取れたおかげでアメリカ国内を
パスポート無しで移動できるようになった。
免許証は日本と同じように大事な身分証明書(こっちではIDっていう)。
旅以外にもいろんな場面で提示を求められる。
今まではパスポートを提示していたんだけど、
今度からはこれを見せればいいから、パスポート持ち歩かなくて助かる。
なんてったって、パスポートを大学に一晩泊めてきた身ですから(笑)。
これで4月以降バタバタしてやってきた手続き関係がようやく終わった。
ふう…
今日は例によってひとりで免許取れたぞ祝い。
SAFEWAYのビュッフェスタイルの中華弁当とワインで乾杯した。
このお弁当、$7.5するんだけど、なかなかおいしかったなぁ。
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