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2007年9月

2007/09/29

実技試験

ついに実技試験をパスして、ワシントン州の運転免許証を取得した。
本当はもっと早く取っておかなきゃいけなかったんだけど、
いろいろ事情がありまして。

実技試験を受けたのは26日。
指定された時間に免許センターに行って試験を受ける。
日本のように技能免除の自動車学校を卒業すると、
免許センターでは学科だけでOKというシステムはない。
まずは学科(その試験の様子はこちら)、
それに合格して90日以内に実技試験を受けてパスすると免許証がもらえる仕組み。

指定された時間に免許センターの受験者用駐車場に自家用車で乗り付けて待機。
そう、アメリカでは実技試験には自家用車を用いる。
学科試験を受けてパスすると仮免許証をくれるので、
それで練習して自分の車で試験を受けるというわけだ。
ちなみに私の場合は国際運転免許証を持っていたので仮免許の交付はなし。

しばらくすると女性の試験官が来てパスポートの提示を要求、
さらに車にかけてある保険をチェック。
次に窓を開けてハンドシグナルのテスト。
左、右、停止のサインを出す。
次にウインカーがつくか、ブレーキランプがつくかを確認し、
さらに、「Stop」の掛け声でブレーキを強く踏むテスト(急ブレーキテスト)をやった。
もちろん、すべてOK。

それから試験官が車の助手席に乗り込んでテスト開始!
市内を10分ほど回ってテストを受けた。
途中で車を右に寄せて止めるように指示され、停止。
「ここで車を降りるときはどうしますか?」
「???」
「あ、下り坂だと仮定してください」
となると、ハンドルを歩道に向けて切って止めなければならない。
それを実演してOK。最初っから下り坂だといって欲しかったなぁ。

一番最後は縦列駐車。
試験センターの裏手に立てられたポールで実施。
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車1台半分はあって、しかも切り返しても大丈夫って聴いてたから
楽勝楽勝なんて考えていたら、
自分の車が大きくて一発では入らなかった。
(カローラ、デミオだったら本当に楽勝だったかと)
結局2回切りなおして成功。そしてテスト終了。

テストが終了するとその場でスコアが渡される。
途中のバックしながら交差点を右に曲がるテストで
曲がった後に膨らんだので減点4点(これ、結構難しい)。
縦列駐車で切り返したので減点2点の94点で試験をパス。
ちなみに合格点は80点以上。

テストが終了したら顔写真を撮影して
その場で45日間有効の紙ベースの免許証が発行される。
30日以内にプラスチックの免許証が届かなかったら即連絡をと言われて終了。

バックの減点は仕方ないなぁ。
けど、試験中、試験官がベラベラ話しかけてくるのには参った。
こっちは緊張して受験しているんだって言うのに…

でも、免許証が取れたおかげでアメリカ国内を
パスポート無しで移動できるようになった。
免許証は日本と同じように大事な身分証明書(こっちではIDっていう)。
旅以外にもいろんな場面で提示を求められる。
今まではパスポートを提示していたんだけど、
今度からはこれを見せればいいから、パスポート持ち歩かなくて助かる。
なんてったって、パスポートを大学に一晩泊めてきた身ですから(笑)。

これで4月以降バタバタしてやってきた手続き関係がようやく終わった。
ふう…

今日は例によってひとりで免許取れたぞ祝い。
SAFEWAYのビュッフェスタイルの中華弁当とワインで乾杯した。
このお弁当、$7.5するんだけど、なかなかおいしかったなぁ。
P9270016

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2007/09/26

ゲームと携帯

アメリカではゆうべ(深夜)、XBoxのHALO3とかいうゲームが発売になった。
深夜にもかかわらず長蛇の列ができ、
その列をMicrosoftのビルゲイツ会長が訪問するという出来事もあって、
今朝の地元のテレビニュースはHALO3一色だった。
(Microsoftの本社はSeattleの隣町、Bellevueなので地元の話題になる)
んー、HALO3ってそんなに面白いゲームなの?
日本ではあまりなじみがないみたいだけど。
ちなみに日本でも売ってるみたいです。くわしくはこちら
まあXBox自体が日本ではマイナーだからなぁ…

一方で日本ではSoftbankからキーボードつきの携帯が出たようですね。
これってアメリカのビジネスマンでは超有名なBlackberryのパクリ?
けど、会社のサーバーのメールが読めたりはしないんだろうなぁ。
この形の携帯、がさばりそうで、実は結構使いやすかったりする。
っていうのも、私もBlackberryのユーザーの一人なので。
一応Nami Mailなんていう日本語ソフトもインストールされているんだけど、
「様」みたいな簡単な漢字が文字化けするから困る。
(どうもNTTドコモがからんでいるらしいのだが…でもドコモでは売ってない)
このSoftbankから出た携帯、
Blackberryのように会社のサーバーとつながったら(同じ機能なら)
爆発的に売れるだろうなぁ。
なんて言っても、Microsoft Officeのアドレス帳がそのまんま使えるのがいい。
Excel, Woedも読めるしね。
なんで日本ではこういう携帯ができないのか…ちょっと不思議。
Blackberryかi-phoneか。
次の日本の携帯を変えるのはどちらかだと思ったりした。

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2007/09/20

Sunny Farms

私が今通っている乗馬クラブ(というかStable)の近くに、
Sunny Farmsという地元の野菜を扱ったスーパーがある。
これが本当に安くて便利。

アメリカではすべてポンド(lb)あたりの値段で表示する。
日本のように袋でいくらって言うのは少ない。
だから独り者にも非常に便利。
たまねぎ1個、ジャガイモ1個なんて買い方もOK。

そのやすさ…今日はトマト$0.98/lb、リンゴ(新物)$0.79/lb。
って言ってもピンと来ないかもしれないので、ちょっと訳すと
lb(ポンド)は約400gちょっと。
トマト(大)3個、リンゴ4個で$3.10(360円くらい)といえば日本より安いんでない?
最近、週末はいつもここで野菜を買い込んでいくんだけど、
レタス、キャベツ、ブロッコリー、たまねぎ、ジャガイモ等々
買い物袋に2袋くらいを買って、せいぜい$11~12。
今まではSAFEWAYっていうスーパーで買い物してたんだけど、
馬乗った帰りに気軽に寄れることもあって、すっかり御用達に。
ちなみに家からは20km、車で25分くらいかな。
馬乗らない日でも1時間ちょっとで行って帰ってこれるから便利。
野菜だけ食べてると1週間2000円弱で過ごせちゃうって計算だからすごい。

今は新物のリンゴがすごくおいしい。
ジョナサンゴールドとか、Grnny Smith Appleなんていう青いリンゴもおいしい。
日本のフジも手に入るけど、ちょっとお高め。
でも日本の1.5倍の大きさあるんだよなぁ。
アメリカではりんごを腐らないようにガスが入った倉庫に保管して、
年中食べられるようにしている。
会社でもおやつになるとリンゴを食べる人が多い。
そういやこの前ハイキングに行ったときもリンゴ食べてる人いたなぁ。
ワシントン州が全米一のリンゴの産地って言うのもあると思うけど、
アメリカ人はリンゴ好き?なのかも。

とにかく財布に優しくて、おいしい食材が手に入るいい店を見つけて満足満足。

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2007/09/17

アメリカンレトルト食品

日本では残暑厳しい9月の中旬。
でも、ここワシントン州は今日(16日)の最高気温が13℃、
天気は1日霧雨、外の木々は色づき始めて…
なんて言い出したら、テンプレートのデザインを替えてみたくなって、
こーんな秋のデザインにしてみた。

今日は1日ほとんど家にいた。
家でちょっと仕事をしていたんだけど、
まあ天気も悪いし、休養にはいいでしょう。

つい先日のこと、こっち(アメリカ)のレトルト食品を買って食べてみた。
SAFEWAYという全米ではおなじみのスーパーに行って冷凍庫を物色。
まあ日本と同じでいろんなものがあった。
値段はピンキリだけど、4個で10ドルなんてお買い得商品も。
こっちはアメリカンサイズだから量は日本の1.5倍。
それで1個300円弱は安いかも。

買ったのはハンバーグのセット
左の写真がそのケース、右は中身。
P9140143  P9140144
右の写真で写真上の野菜の部分のビニール包装に切込みを入れて、
電子レンジで8分温めて出来上がり!
なんてラクチン!これで値段は4ドル。
1食平均4ドルとして、30日で120ドル、14000円…
毎日作るより安いかも。でもそれと引き換えにビックな贈り物が…
そそ、ウエイトオーバーと成人病がもれなくついてきそう…
けど、本当に疲れたときとかはいいかも。
ご飯もついているミールタイプのものもあったなぁ。
それでこいつが完成品。ちなみにレタスは後付け。味はなかなかだった。
P9140146

ようやく生活が落ち着きつつあって、
レトルト食品とかにも目が行くようになった今日この頃。

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2007/09/14

大学でお泊り?

お昼ご飯はいつも家に戻って食べている。

今日の昼のこと、さて今日は何を作って食べようかと思案して出かけようとしたとき、
「ない!黒のポーチが」

あれにはパスポートが入っている。
そういや今朝は妙にリュックが軽かったっけ。

家に忘れたのかな…と戻って探すも見当たらず。

もう一度会社に戻って探すもやはり見当たらず…。

まずい!
領事館に行って再申請して…あー、運転免許はどうなる??
最悪のシナリオが頭をよぎる。

あわてず、あせらず、あきらめず
もう一度冷静になって考える。
そういや昨日、大学で英語のレッスンを受けたときに
リュックからいろんなもの出したっけ。

それを思い出して大学へ。
使った部屋はカギがかかり、中がきれいに整頓されていて…
いよいよ学生部へ。
あいにく留学生担当のマネージャーがちょっと出かけていて、
その辺をうろうろしていたら、女性の方が声をかけてくれた。

"I left my small black bag at teaching room yesterday."
と話したら、こっちに届いてるよと。
感謝感謝。これ以上の喜びはありませんってくらい感謝した。
私が来るちょっと前に部屋に行って片付けをしていたらみつけたらしい。
いやー助かった。
一応パスポートの写真と私の顔をチェックしてOK。
"Take care!"って言われてまさにその通り。

よく考えてみると一晩大学にお泊りしたわけで…
幸い大学はまだ夏休みで(9月末から新学期)、
人が殆どいなかったのが幸いしたみたい。

それにしても、自分でまいた種とはいえ、
ホント、疲れるわ。

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2007/09/13

Driving License

アメリカでは自動車免許の取得は州単位での試験を受けることになっている。
ここワシントン州では、半年を越える外国人長期滞在者が自動車を運転する場合、
州の住民とみなされて運転免許証を別途取得する必要がある。
もちろん、日本で発行されるInternational Driving Licenseは有効。
けど州の法律でそうなっているから致し方ない。
まあ、このDriving LicenseはIDの役割を果たしていて、
日常生活のいろいろな場面で活躍する。
例えばお酒を買ったり、高額商品をクレジットカードで決済するときとか。
日本の運転免許証と同じ効力だけど、
使う頻度は非常に多くて、年齢確認とか住所の確認に用いられる。
これを持っておけばアメリカ国内の移動に
パスポートをもっていかなくても済むっていう利点もあるくらい。

試験はまず学科試験を受けて(25問中20問正解でパス)、
そのあと実技試験を公道で行うというパターン。
もう昨日のことになるんだけど、学科試験を受けに行った。

まずは受付で試験の申し込み。
パスポートとソーシャルセキュリティカードを示してOKかと思ったら、
住所確認のための公共料金の請求書2通が必要だと。
電話と市からの水道代などの請求書の2通を見せたら、なんとNG。
なんで?と思ったら、住所はあるけど名前の記載がない。
というのも、アメリカでは公共料金をチェックで払うようになっていて
(勿論クレジットカードの払いもできるけど、ミスが多いらしい)
住所と名前が書いた部分を切り取ってサインして戻してやらなきゃいけない。
つまり、チェックを切る前に免許試験を受けろってこと。
そんな…ってことで、それは後から今月分で証明することになった。

続いて視力試験をしたら学科試験開始。
タッチパネルに問題が出てきて四者択一の問題を25問解いた。
1つの問題に答えて「スコア」を押すと
問題ごとにその場で正解、間違いが出る仕組み。
面倒な問題、分かりにくい問題は飛ばすことも可能。
画面には解いた問題数と間違いの数も表示されていて、
それを見ながらあやしい問題は飛ばしたりすることができる。
ただ、飛ばせるのは1回限りで、2回目に解くときは絶対答えなきゃいけないみたい。
私の場合はいきなり最初の問題でNG、更に3問目でまたミス。
ひえ~、ま、まずい…
問題は日本語版のガイドブック(90ページくらい)から出るんだけど、
一夜漬けで大丈夫の言葉を信じてまあほどほどに取り組んでいったら、
結構重箱の隅をつついたような問題が出てびっくり。
○×メートル以内はどうのこうのという数字の問題はひとつもなくて
(せっかく覚えたのに…)
アメリカ独特のスクールバスの問題が2問、
その他、飲酒運転とか事故処理の問題が数問あったのが特徴的だったかな。
あとはまあ常識といえば常識の範囲だったんだけど、
日本語の意味をとらえずらいものが多かった。
日本人からしたらちょっとへんな日本語があって微妙なニュアンスが伝わりにくい。
試験は正解が20問に達したところで終了。
私も2問間違えた以外はパーフェクトで22問解いて終了となった。
それでもいくつかはヤマカンで答えたなぁ。

その後実技試験の予約をして試験は終了。
でも、久しぶりの試験、ちょっとドキドキ・ハラハラした。
あの妙な緊張感は今でも忘れられない。

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2007/09/04

Labor Day

今日(9/3)はアメリカではLabor Day(労働者の日)で祝日。
毎年9月の第一月曜日がそれにあたる。
今年なら9/1~3と3連休になり、これが夏季休暇の最後という意味合いもあるらしい。
なので、Highway、空港などはどこも混雑らしい(とニュースが伝えていた)。

夏季休暇の終わりを告げる3連休何をしていたかというと、
簡単に言えば午前中は馬の調教、午後はのんびりと掃除、料理、買い物などなど。
土曜の午後は車で1時間半ほど離れたスーパーに日本食の買い物。
昨日は家を掃除した後、テレビジャパンのシネマシアターで
春の雪という映画を見てのんびり過ごした。
今日は午後から馬具の手入れ。しっかり磨いた磨いた。

春の雪は、妻夫木聡と竹内結子が出演しているの大正時代の純愛映画。
んー、ひさしぶりにまったりとした映画を見たねぇ。
普段日本にいれば他のチャンネル見ちゃうところだけど、
なんせ日本語放送は1局のみ、見ちゃうんだよねぇ…。
「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ」
なるほどねぇ…

のんびり過ごすのはよいけれど、英語の勉強もしないと…
先月のクレジットカードの明細見ながらそんなこと考えてた。

さ、今晩はDSお料理レシピから、鶏肉とブロッコリーのクリーム煮にしよう。

しっかり充電できた3日間だった。

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