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2007/09/13

Driving License

アメリカでは自動車免許の取得は州単位での試験を受けることになっている。
ここワシントン州では、半年を越える外国人長期滞在者が自動車を運転する場合、
州の住民とみなされて運転免許証を別途取得する必要がある。
もちろん、日本で発行されるInternational Driving Licenseは有効。
けど州の法律でそうなっているから致し方ない。
まあ、このDriving LicenseはIDの役割を果たしていて、
日常生活のいろいろな場面で活躍する。
例えばお酒を買ったり、高額商品をクレジットカードで決済するときとか。
日本の運転免許証と同じ効力だけど、
使う頻度は非常に多くて、年齢確認とか住所の確認に用いられる。
これを持っておけばアメリカ国内の移動に
パスポートをもっていかなくても済むっていう利点もあるくらい。

試験はまず学科試験を受けて(25問中20問正解でパス)、
そのあと実技試験を公道で行うというパターン。
もう昨日のことになるんだけど、学科試験を受けに行った。

まずは受付で試験の申し込み。
パスポートとソーシャルセキュリティカードを示してOKかと思ったら、
住所確認のための公共料金の請求書2通が必要だと。
電話と市からの水道代などの請求書の2通を見せたら、なんとNG。
なんで?と思ったら、住所はあるけど名前の記載がない。
というのも、アメリカでは公共料金をチェックで払うようになっていて
(勿論クレジットカードの払いもできるけど、ミスが多いらしい)
住所と名前が書いた部分を切り取ってサインして戻してやらなきゃいけない。
つまり、チェックを切る前に免許試験を受けろってこと。
そんな…ってことで、それは後から今月分で証明することになった。

続いて視力試験をしたら学科試験開始。
タッチパネルに問題が出てきて四者択一の問題を25問解いた。
1つの問題に答えて「スコア」を押すと
問題ごとにその場で正解、間違いが出る仕組み。
面倒な問題、分かりにくい問題は飛ばすことも可能。
画面には解いた問題数と間違いの数も表示されていて、
それを見ながらあやしい問題は飛ばしたりすることができる。
ただ、飛ばせるのは1回限りで、2回目に解くときは絶対答えなきゃいけないみたい。
私の場合はいきなり最初の問題でNG、更に3問目でまたミス。
ひえ~、ま、まずい…
問題は日本語版のガイドブック(90ページくらい)から出るんだけど、
一夜漬けで大丈夫の言葉を信じてまあほどほどに取り組んでいったら、
結構重箱の隅をつついたような問題が出てびっくり。
○×メートル以内はどうのこうのという数字の問題はひとつもなくて
(せっかく覚えたのに…)
アメリカ独特のスクールバスの問題が2問、
その他、飲酒運転とか事故処理の問題が数問あったのが特徴的だったかな。
あとはまあ常識といえば常識の範囲だったんだけど、
日本語の意味をとらえずらいものが多かった。
日本人からしたらちょっとへんな日本語があって微妙なニュアンスが伝わりにくい。
試験は正解が20問に達したところで終了。
私も2問間違えた以外はパーフェクトで22問解いて終了となった。
それでもいくつかはヤマカンで答えたなぁ。

その後実技試験の予約をして試験は終了。
でも、久しぶりの試験、ちょっとドキドキ・ハラハラした。
あの妙な緊張感は今でも忘れられない。

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