海外からみた参院選
政治的なネタは個人個人で考え方が異なるし、
賛成、反対の両論があるのであまり触れないようにしているのだけど、
今回は珍しく海外(アメリカ)から選挙を見ていたので、その感想を。
自民党の歴史的大敗は
年金・格差・政治とカネ・閣僚の失言のすべてが重なり合った結果ではないだろうか?
一方の民主党、追い風に乗って参院第一党となったけれど、勝負はこれから。
ヒットは年金の問題だけで、それ以外に大した成果は残せていない??
参院でいかに仕事ができるかが、
次の選挙(おそらく衆院選?)の勝敗のカギを握ると思う。
TVのインタビューで「民主党にやってみろという機会を与えてくれたのだと思う」
と話すある当選した民主党議員のコメントが流れていたけれど、
まさにその通りではないだろうか?
アメリカにいて思うのは、アメリカ経済がいかに正常かということ。
もちろん、住宅バブルの崩壊だとかいう不安定要素はいろいろ叫ばれているけれど、
それなりの金利があり、お金が回り、消費は底堅いと感じる。
一方の日本、バブル崩壊後、本当におかしくなってしまった。
デフレ経済からの脱却で各企業とも業績が好調なようだが、
今こそ賃金を上げて、銀行は最高益を金利に反映し、
正常な経済への移行を望みたい。
それができるかどうかで、次の選挙の勝敗が決まるような気がする。
今回の選挙、残念ながら4月にアメリカに来たばかりで、
在外選挙人登録をしていなかったので参加できなかった。
ようやく政治も面白くなってきた。
次回の選挙、そう遠くない気がするので、まずは選挙人登録をしなくては。
選挙認証の発行まで2ヶ月ほどかかるらしい。
それまではなんとか今の政権がもってもらいたいものだが…。
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