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2007/06/14

年金問題に思うこと

参議院選挙を前に、政府与党は年金問題の火消しに躍起のようだが…
さっきネットを見ていたら、ICカード化なんていう案まで飛び出たようで。
この問題が表面化しなかったらICカード化なんて絶対に出なかった案だと思う。
まあ私が年金をもらえる年になったとき、
年金が今のようにまともにもらえるとはちょっと思えない。
こんな問題を見ていると。

アメリカでは戸籍が存在しないため、
ソーシャルセキュリティナンバーという個人に与えられた番号で
納税や年金が管理されている。
就労者一人ひとりが持つ番号で、生活をする上で非常に重要。
銀行口座を開いたり、電気・水道などの契約に必要な番号。
絶対必要以外の他人に知らせてはいけない番号で、
悪用されると勝手に金を借りられて借金が追ってきたりすることもある。
なので、アメリカ人はことのほかこの番号の管理に神経質だ。

もちろん、私も持っているけれど、
ひとつしかない番号で管理されているというのはとても合理的だと思う。
日本での年金問題を見ていて思うのは、
日本の年金行政があまりにも複雑であいまいだということ。
納税も年金もすべてこの番号ひとつで管理できるようにすれば
面倒なことは起こらないような気もするのだが。

それにしても、最近の年金対応は明らかに選挙目当てって見栄見栄。
もうちょっと考えたらどうなんだろう?
与党も野党もどっちもさ。

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