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2007/05/07

炊飯器の使い方(海外編)

以前、このブログでも書いたのだけど、
海外で国産の炊飯器などのマイコンが内蔵された電化製品をを使うには
ちょっと神経を使う。
アメリカの電圧は120V、日本は100V。
通常のちょっとした電化製品はトランスを使えばいいのだけど、
炊飯器は発熱を伴うため、大容量(1000W)のトランスが必要。
それでも、電圧が変動すると電気器具内のマイコンがイカれて
使用不能になるらしい。

そこで用意したのがスライダックという電圧調整機器。
先日ようやく船便でこれが届いたので、ちょっと使い方を説明したい。

まずはトランスの電圧を測定。トランスを使うことでoutputは103Vになる。
国内の電圧は101±6Vで規定されているから(実際は98Vくらいらしい)
この電圧の範囲内であれば何の問題もないようだけど、怖いのは電圧変動。
写真は103Vだけど、これが高い方にいくことがあるので困る。
P5070003_2

次にスライダックで電圧を98~99Vくらいに調整する。
前に使ったときに目安としてつけておいた印と今日はちょっとずれていたなぁ。
これも電圧変動?
P5070002_2

最後に炊飯器からのコンセントをつないで
できあがり。
P5070004_2

ここまでする必要はないんじゃないの?
という声も聞こえてきそうだけど、
炊飯器のマイコンはかなりセンシティブで
気をつけたほうがいいらしい。
海外では象印の120V用の炊飯器も売っているけどこれがまた無茶苦茶高い(写真のものでシアトルで3万くらい)。
スライダックに値段がかかったけど、炊飯器は国内外で使えたほうがいいもんねぇ。
大丈夫大丈夫って思ってても案外落とし穴がありそうだから要注意。

それにしても、やはり日本の炊飯器は抜群においしく炊ける。
それだからこそ用心して使いたい。

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