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2007/05/17

右ハンドル車

アメリカと日本で大きく違うのが交通ルール。
その中でも右側通行、左側通行の違いと
そこからくる車の作りの違いは大きい。
ご存知の通り、アメリカは右側通行左ハンドルで日本と逆。
アメリカに来たばかりのときは、この右側通行に慣れるのが大変だった。
ある夜、ちょっと買い物に出ようと交通量が減った家の前の道に出たとき、
遠く目の前からせまるヘッドライトに焦ったりしたっけ。
そう、そのときは迷いもなく左側を通行してた。
対向車は焦っただろうなぁ。
正面衝突を避けるために相手が右へ寄ったことで
初めて自分の過ちに気付いたんだから。

P5100009 そんなアメリカの中にあって、唯一右ハンドル車がある。
日本からの輸入車?いえいえ違います。
それは郵便配達の車。
アメリカでは、写真のように各家の郵便受けがすべて道路沿いのある高さに設置されていて、
そこへ郵便配達の車が車の窓から郵便受けへ郵便物を入れていく。
なので、右側通行で左ハンドルだと郵便物を入れることが出来ないので右ハンドルってわけ。
最初、郵便配達の車が来て窓から郵便を配達しているのを見て、通常の助手席側の窓が開いていたものだから、アメリカでは運転手のほかに助手席にもう一人人が乗って郵便配達をするもんだと思っていた。
うーん、なって高コスト体質?なんて。
だけど、その後よく見たら運転席が右にあることが判明。それでようやくポストが道に並んでいる謎が解けたってわけ。
なるほどねー。

ちなみに、写真にある「1405 C」の表示の上に
赤い旗(プラスチック製)が横になっているけれど、
これは、郵便を出したいとき、この郵便受けに出したい郵便を入れて、
この旗を立てておくと郵便配達の車が回収して郵便を出してくれるという、
とても便利なシステムの目印になる旗。
田舎では郵便局が遠いから?それとも老人のための措置?
理由はよく分からないけど、合理的っていえば合理的。
もちろん、ポストも街のあちこちにあるんだけど。
ちなみにアメリカの郵便ポストは青色。
どうしても日本の「赤」ってイメージがあるから見つけにくいんだよなぁ。

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