Lock Out!
昨日の喜びも見事にふっとぶ出来事が。
これ、わが家の玄関の鍵。
上は右、左に倒すと開く、閉まるとなって、まあごくごく普通の鍵。
問題は下の鍵。
見ての通り、小さなロックがついていて、こいつが横に倒れているときは外から下のノブが回らない仕組みになっている。
ところが、やっかいなのはロックされた状態で内側からノブを回すと、横に倒れたロック状態が解除されないまま普通に回るということ。
そう、つまり鍵を持って外に出ないと、絶対に明けられない仕組み。
とここまで書けば、勘のいい方ならお分かりかと。
そう、つまりロックしたまま鍵を持たずに外に出ちゃったってわけ。
実は今日は庭の芝に30分おきに場所を変えながらスプリンクラー
(と言うほど大げさなモンじゃないけど)水をあげていて、
その位置をかえようとして見事にLock Outしてしまった。
まずは隣の住人にHelp。
会社の借り上げなんで、確か会社の社長が合鍵を持ってるはず。
じゃあ社長に電話しよう…うっ、携帯も何もない…。
ということで、電話帳で社長の電話番号を調べて電話するも×。
他の駐在員2名のご自宅に電話するも、1名は外出。
もう1名の方の奥様が家にいらして電話番号を聞いたけど、
実はCompanyの携帯でこっちも×。
社長はいつも個人の携帯を持ち歩いているんで、
そっちの番号が知りたかったんだけど分からず。
仕方なく、お隣さんに日本で言う「鍵の110番」を呼んでもらった。
$65するって言うけど、ふう、これでなんとかなるやと安心したのもつかの間、
今度は、この鍵はメキシコ製の新しいやつで開けられないと言い出した。
しまいにはノブをぶち壊すかという話にまでなり、
そいつはちょっとまずい、もう一回だけ社長に電話してみるから待ってくれと話し、
藁をもつかむ思いで社長宅に電話。
すると奥様(アメリカ人)が電話に出て、
ようやく社長のPersonal Cell Phone NumberをGet。
来てもらった鍵の110番の人にも待ってもらって、合鍵でようやく開錠。
支払いは$45。
開けられなかったから払う必要もないんだけど、
タイムチャージがかかるとかいう話。
どうするこうすると社長とやりやってもらって$45で決着。
まあ、社長を待ってる間英会話を教えてもらったし、
彼らも彼らなりに頑張ってくれたしね。仕方ないか。
アメリカの家ではよくある話らしい。
防犯対策でこんな作りになっているんだと思うけど、
とにかくどこに行くにも自宅の鍵はポケットに入れておかなきゃいけない。
うちのガレージと自宅も同じようなドアでつながっているんだけど、
こいつも気をつけないと。
ちょっと車までなんてロックしたまま外に出たら…
ガレージから出ることは出来ても結局今日と同じことに。
今日は窓も開いていなかったのが失敗だった。
それでも、よかったことがひとつだけある。
それは、隣の方と仲良くなっていてよかったということ。
実は昨日昼にCollegeから帰ってきたときに、
お隣さんが窓拭きをしていて、そこの奥様に初めてご挨拶をした。
挨拶代わりに日本のおかきをプレゼントした。
こいつがよかったのかもしれない。
だんな様とは以前に挨拶をしたことがあったから、面識があって、
今日は電話を借りたり、鍵の110番へ電話してもらったりした。
ほんと、コミュニケーションは大事だと思ったし、
下手な英語でも、気持ちが伝わればなんだって出来る、そんな気がした。
問題発生から解決まで2時間半。
英語の勉強する気がまったく起きない。困った…。
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