米の味
アメリカに来てから、自宅で米を口にしていない。
タイレストランでカレーを食べたときにこちらの米を口にしたくらいかな?
炊飯器を持ってきてはいるんだけど、
トランスを通したら103Vでちょっと高い。
電圧を95~100Vにするためにスライダックという機械で
もうちょっと電圧を落とさないとだめ。
だめというのは炊飯器に組み込まれているマイコンがだめになっちゃうらしい。
そのままでも大丈夫だよという人もいるけれど、
せっかく持ってきた一丁裏、壊れたらおわり!
スライダックは船便だから、あと3週間ほどはがまんしなきゃって思っていたら、
今日、社長さんからむかーしむかしの象印の炊飯器をお借りすることができた。
何でも社長さんが単身赴任していたときのものらしいんだけど、
本当に初期の炊飯器で、炊いて保温をしておくだけのジャー。
でも、いいのいいの、とにかくお米が食べたかったんだから。
夜は久しぶりのご飯。
んー、うまい!米がこんなにうまいなんて、
日本にいるときには絶対に感じないことだよなぁ。
もちろん、翌日は納豆ご飯をいただいた。
実はアメリカでも納豆は冷凍で簡単に手に入るんだけど、
いままで米がなくて食べられなかった。
どうしても納豆ご飯が食べたくて。
久しぶりの納豆ご飯、こいつも涙が出るくらいうまかったなぁ。
ちなみに味噌汁は味噌を日本から持ってきていたから何の問題もなし。
もちろんこちらでも手に入るけどね。
あまったご飯は冷蔵と冷凍にして、
冷蔵はチャーハンにして食べた。冷凍は電子レンジで温めて食べたいんだけど、
実は電子レンジが修理中。
ということで、温かいご飯もまたしばらくおあずけ。
こう考えてみると、異国で日本と同じように暮らすって言うのは
本当に大変なことなんだなと感じる。
私の場合はまだアメリカで、基本的人権が認められている先進国、
さらには日本との関係も一番深くて日本人が多いシアトルの近くに住んでいるという
絶好のロケーションにかなり助けられていると思う。
これがもし中国だ、インドネシアだ、さらには南米だ、アフリカだとなったら?
かなりしんどいと思うなぁ。
海外赴任がアメリカでよかった…
でも、なにより米がうまかった。
やっぱり日本人だなぁ。
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