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2007年4月

2007/04/30

考える時間

P4300002

夜の12時半。英語の勉強はここまでかかってしまった。

Jim Brickmanのピアノの調べを聴きながら、今日最初で最後の一杯を口にする。
今日からはELIJAH CRAIGというバーボン。見たこと飲んだことはない。
この前まではJIM BEAMの黒。これは日本でもおなじみ。

寝る前のひと時、いろんなことを考えてから休むのもいい。

一人で海外で暮らすということは、自分を見つめなおすいい機会なんだそうだ。

確かに。。。

あ、この瞬間、アメリカに来たばかりに時差ボケで苦しんでたときと同じだ。
でも、あのときとは気持ちの持ちようが違う。
成長したのか、慣れたのか。

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明日はBlue Monday

まもなく日曜日の夜8時。
NHKの国際放送で月曜日の昼のニュースが始まる時間。
そういや日本は今GWだったっけ。
アメリカは日本よりも祝日は少ないけど、その分皆年休で休む。Vacationってやつ。
1年をトータルしてみれば間違いなく日本人の方が働いているって。
だから日本は祝日が多いのかも。
祝日にすればそれなりに皆休むから。最近はそうでもないか。

外はまだ明るい。これがSummer Timeのいいところ。
今の季節、夜の8時半か天気のいい日は9時前まで明るい。
学校が終わったらこの時間を使って馬に乗りに行こうって考えている。

さ、残りの英語の課題をやって今日は早く寝るとしよう。

ほんとにのんびり過ごした1日だった。

Monday is blue day!
同じオフィスのTさんが月曜の朝に必ず言う。どこの国も同じだわ。

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二者択一

今日も朝から非常にいい天気。
本当ならオリンピック国立公園のハリケーンリッジに行ってみたいところだけど、
昨日出かけて英語の宿題やっていないので今日は1日家でのんびり過ごすことに。

今は昼前。
掃除、洗濯、アイロンがけをして、
部屋に音楽を流してのんびりと机に向かう。いいねぇ、こののんびりさが。

実は明後日、日本から3月21日に出した船便の荷物が届く。
机と椅子が来るので、部屋の模様替え。
ようやく机が来る。CDも。服も。乗馬のブーツも。
よかったよかった。

ところで、昨日のブログにちょっと書いたんだけど、
ここPort AngelesからSeattleに行くには2つの方法がある。
ちょっと地図にしてみた。

赤の線は陸路。青の線はフェリーを使う方法。
赤の線はTacomaをぐるっと回るので距離があるけど、フェリー代がかからない。
(ガソリン代は会社もちなのでタダ)。
だけど、2時間半ちょっとの運転になるから結構疲れる。
青の線はPort Angelesからフェリー乗り場まで1時間半、
フェリーが35分、待ち時間を入れると陸路と余り時間は変わらないんだけど、
こっちの方が楽。片道$11.25かかるけどね。

どっちかといえばフェリーの方が好き。
昨日は行きは陸路、帰りはフェリーを使ったけど、
フェリーの中で一息入れられるのがいい。
でも、毎週毎週、毎回毎回フェリー使うわけにもいかないしね。
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フェリーは左の写真。
前後に操縦室があり、車の搬入口も前後両側についている。
なので、発地で入れたらそのまま着地で真っ直ぐ出れる。
1時間に1便あって、深夜も1~2便動いている。
かなりの台数の車が入るようになっていて、シーズン(夏)には乗れないことも。
今は片道$11.25(車1台+ドライバー)だけど、夏は$16くらいになるらしい。
そうなったら、片道陸路、片道フェリーかな。
右の写真はSeattleの港。

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これはフェリーから撮った写真。
こちらに来て思うのは、雲が結構低いってこと。緯度のせい??
日本でも夏の雲は高く、秋の雲は低いけど、
その秋の雲の感じなんだよなー。
いまからいい季節になるんだけど、なんか秋を感じちゃうのは雲のせい?

アメリカに来てまもなく1ヶ月。
ようやく落ち着いてきた。
ということで、今までブログのカテゴリーを全部American Lifeにしてたけど、
この先1年半ほど全部そうするわけにもいかないので、
通常のカテゴリー訳に戻そうと思う。
今日は「旅行」にしてみた。
Seattleに通うのは日常なんだけど、ある意味旅行かなと思って。

さ、お昼を食べたら英語の勉強をしよう。

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2007/04/29

買出しと初顔合わせ

ちょっと間があいてしまった。
その間もいろいろありまして。

今日は待ちに待った土曜日。午前中から恒例となったシアトルへ買出しに出かけた。
注目の品は
①サッポロビール 
 12本で$7.99。日本円換算で1本約80円。
 この安さは税金の違いだね。
②マグロのトロ
 $9.00でお買い得のシールを見て購入。
 ちょっと筋が入っていたけどおいしかった。

ちなみに、下の右の写真が買ってきたマグロ込みの今日の夜ご飯。
けど、マグロと一緒についている大葉はプラスチックに印刷されたニセモノ。
左は昨日食べたアジのフライとちらしずし。
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すっかり日本の家庭料理。
久しぶりに飲んだサッポロビールはうまかったなぁ。
ここのところ、地元のワインにハマってたから。

夕方からは5月から2ヶ月お世話になるホストファミリーの家を
collegeのコーディネーターの方と訪問。
ご主人がタイの出身、奥様がアメリカの出身で5歳の子供がいる家庭。
実は今通っている大学の同じクラスの学生が既にステイしていてびっくり。
最初はちょっと緊張していたんだけど、話をしていて緊張もほぐれてきた。
ここの家庭は奥様が働いていて、ご主人が自宅で子供の世話をしている。
日本では最近になってようやく見受けられるようになったスタイルだけど、
アメリカでは結構ポピュラー
ご主人はタイの出身ということでスパイシー料理も得意。
しばらくしたら日本の家庭料理も教えてあげる話もして盛り上がった。
5月13日から7月7日くらいまでの予定。
楽しみ楽しみ。

このほか、BlackBerryの話とか、シアトルに行くときの話もあるんだけど、
こいつはまた明日以降ということで。

そういや買ったばかりの缶切りを使ったらいきなり壊れた。
あー、アメリカらしい話。明日買いに行かないと…

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2007/04/26

クレジットカード

海外で、まあ今回はアメリカでって言うことになるけれど、
日常生活に欠かせないのがクレジットカード。
アメリカでは信用を得ているという証拠になるものでもあり、
こいつがないと、レンタカーなんかは多額のDepositを要求されることもある。

普段の生活でも使うのが当たり前のもの。
先日もスーパーで$10ちょっとの買い物をしたんだけど、
細かいドル紙幣が欲しかったので$20札を出したら、
クレジットカードは持ってないのかと尋ねられたりした。
高い買い物をするときに現金を出すというのは、
私は実はあんまり信用がない人間なんですよっていう
サインを出していることにもなりかねない。
この前、香港の留学生がCollegeの本屋で$100紙幣使っていたのにはびっくりしたけど。
$100紙幣なんて、普段はめったに見かけないからね。
ATMコーナーで現金引き下ろすときも最大$20紙幣単位。
この前なんか、こっちの銀行に預金するのに$500引き出したら
$20紙幣が25枚も出てきて財布がギョーザになって困ったけど…

ということで、クレジットカードはどんなシーンでも使うものなんだけど、
アメリカではVISAもしくはMASTERが殆ど。
その他は日常では殆ど使えない。

実は私はDinersを持っていて、
今回、クレジットカード発祥のアメリカでも大いに使えるだろうなんて思ってたら
とんでもない、全然使えないのにびっくりした。
Dinersは加盟金が高いので敬遠されがちらしい。
最近はMASTERカードと提携したので、
MASTERカードの店でも使えるはずなんだけど、
実はこれも今まで一度も実現したことがない。
高級なホテル、レストランなら問題ないらしいんだけど、
その辺の店ではまったくダメ。
大型スーパーで使えなかったのはちょっとショックだったけど。

まさかそんな事態になるとは思いもよらず、
こっちにはVISAのついたカードを2枚持ってきた。
本当はANA CLUBに入会して、マイルをためるつもりだったんだけど、
Dinersで殆ど用が足りるだろうと思ってたので、入らないで渡米した。
ところがどっこい、事態はまったく異なるわけで、
こんなことならANA CLUBでマイルをためたほうがずっとお得だと。
更に、持って来た2枚のカードがここのところ受け付けてもらえない事態が発生。
多分、渡米してすぐにいろんなものを買ってかなりカードを使ったので、
限度額をオーバーしたのでは???って思ってる。
このこともANAカードを作るつもりになった理由なんだけどね。

そこで、オンラインで入会して、それがようやく今日届いた。
ANAクラブUSAっていうのもあって、ドル建てで決済できるんだけど、
改めて口座を作るのも面倒なんでやめた。

これでしばらくは安心していられそう。
マイルもたまるしね。

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2007/04/23

お食事メニュー

こちらに来て、食事は基本的に自炊。
こんなもんを食べてますってことでちょっと紹介しましょう。

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上から順に一昨日からのメニュー。
一昨日:鶏肉とブロッコリーのシチュー、豚肉のきんぴら、サラダ
昨日:餃子、小松菜と油揚げの煮びたし
今日:しめさば、キャベツとアスパラガスの卵とじ炒め、ほうれん草のおひたし

なかなか充実しているでしょう?
これもSeattleのUWAJIMAYAさんとNINTENDO DSお料理レシピのおかげです。
とにかく海外に来て日本食の材料が手に入るって言うのは非常に大きいです。
ふつうはここまでそろえることができるとこなんてないはずですから。
アメリカ風に食べているとアブラが多くて必ず太っちゃいます。
ほんと助かってる…

ちなみに下の写真は今日、UWAJIMAYAに行ったときに食べたやきそば+チキン
ジンジャーソースの焼きそばにチキンを焼いたものがのっかってるんだけど、
久しぶりの焼きそばはなかなかよかったな。
もちろん、日本の焼きそば、富士宮やきそばにはかなわないけど、
それなりに食べられるもの。
久しく食べていなかった味に再会してちょっとうれしかったりして。
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そういや、今日の晩御飯の後、USAに来て初めて緑茶を口にしたっけ。
Coffeeばっかりだったからなぁ。やっぱり緑茶がおいしいね。

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2007/04/21

復活

午後から会社=工場に行って、Meetingに参加。
だいぶ気分が戻ってきた。

明日2時から乗馬に出かける。
そんな約束したからかも?

これから夕食を作る。
何を作ろうか…DSにお願いしよう。

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ホームシック

どうも?完璧にホームシックのようだ。
いわゆる五月病ってやつ。
まだ四月だけど…時間は関係ない。

アメリカに来てちょっと落ち着いてひといきついたところでかかったみたいだ。

自分ではちゃんとやらなきゃっていう意識があるんだけど、
一方で言葉の壁による不自由さからちょっと引いている自分がいる。
テレビで日本語放送が見れるようになったのも
五月病の引き金になっているのかも。

今日は金曜日(現地時間)。Thank God It's Friday.
この週末ちゃんと仕切りなおさなきゃ。

今は元気の出るBanboreoを聴いている。
コレ聴くと本当に元気が出る。

と、今日は自宅の庭に業者が芝刈りに来ていた。
今日もすごくいい天気なんで、外に出て挨拶なんかしていたら、
あれれ?ちょっと元気が出てきた。
変ですねぇ?英語がしんどくて五月病になったのに英語で元気が出るなんて。
そっか、相手の言っていることが理解できたから元気が出たのかも。

そんな感じで午後から会議もあるし、
明日は馬に乗るんだし、
頑張ってみようと思う。

分かんないもんは分かんない、ちゃんと言えればいいんだ。
I can speak English a little bit!

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2007/04/20

リセット

今日は1日のんびり過ごした。
こんな日に限って素晴らしい天気で困っちゃうんだけど。

体の調子がよくなってから家の掃除。
掃除機を使ったけど、先日フィルターをたわしを使って掃除したので吸い込みがいい。
たわしは日本から持ってきた。これ、なかなか便利。
こっちじゃ手に入らないからねぇ。

洗濯もしてトイレも掃除して、とにかく全てのものを片付けた。

壊れたサーモスタットの修理をするために、
私はいつもこうやって掃除をしたり片付けたりする。
こうすることで心の中がリセットされる。
なので、本当はやらなきゃいけない英語の勉強もやらない。
とにかくやりたいことだけをやりたいように、自分のペースでやるのが一番。
やがて眠りにつく時に、「明日からまたがんばろう!」という気分になれればOK。
ならなかったら困るんで、そうならないようにやりたいように1日を過ごす。

夕食も時間があったので、DSお料理レシピを使って
肉じゃがとツナとひじきの炒め煮、ほうれん草のおひたしを作った。
P4200030
お料理レシピ、すごく便利なんだけど、
調味料の分量通りに作るとちょっと味が濃くなりがちかも。
若干少なめに調理するのがコツかもしれない。
でも、冷蔵庫にある食材を登録しておけば作れる料理をアドバイスしてくれるし、
作りたい主菜を決めれば栄養バランスや好みを考えて副菜も決まるのは便利。
あとは食べ過ぎないようにすることで、かなり健康は維持できると思う。
来月からは2ヶ月ホームステーなので、その後また活躍しそう。

今日は本当に天気がよかった。
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左の写真はオリンピック国立公園のハリケーンリッジという山。
ふもとに見えるのが私が住んでいるPort Angeles。
山の中腹まで車で上がれて、途中から山頂まで徒歩で45分くらいらしい。
夏は絶好のハイキングコースとのことで、ぜひ行ってみたい。

右の写真は私の寝室からの風景。
海の向こうはお隣カナダのビクトリアになる
(写真の右の方にちょっとだけ見えると思うが…)
海と山に囲まれた自然豊かな街にいることはとても幸せ。
あとは英語をがんばらなくちゃ。
がんばろう、がんばろうって意識してもだめなんで、
ここはやはり「あわてず、あせらず、あきらめず」

ちなみに先日のTOEICは400点くらいだったそうな。
海外駐在にはちょっと苦しい点数。
やっぱり英語はしっかりやらんとね。
これが1年半後に何点になるか…楽しみ楽しみ。

これでなんとかリセットができそうだ。

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サーモスタット

アメリカに来て2週間余、ようやく当たり前の生活ができる環境が整った。
と思ったら、やはり見えないところで疲れがたまったみたいで、今日は休養。

人間には皆Self-Controlするサーモスタットがついていると思う。
それはBody Controlをしたり、Mind Controlをしたりするもので、
外部からのStressに対して、それをモロに受けないようにControlしているようなもの。
私の場合、環境が変わったり、何か大きなものを達成したりすると
時々壊れることがある。

10年前にも工場の現場工事を初めて担当してそれを達成した後、
サーモスタットが壊れて翌日からダウンしたことがある。
そういや卒業論文発表会のときもそうだったかな?

ダウンの仕方もいろいろで、
熱を出して風邪を引いたかのようにダウンすることもあれば、
精神的にしんどくなって頭がフラフラしたり、ぼーっとしたりすることもある。

海外に初めて渡航して、住むという通常では考えられないようなことに対して、
結構自分も順応できているな、って思ってたんだけど
体は嘘をつかないようで、さすがに今日はしんどい。
今回は精神的なところが大きいか?

たまには1日ゆっくりと自宅で時間を過ごして、休養を取ろう。
好きなことしながら好きなように時間を過ごすのもいいだろう。
来月からはホームステーも始まるし、チューターによる特別授業も始まる。
その前にちゃんとサーモスタットを修理しておかないと。

昨日、インターネットがようやくつながったって話をしたけれど、
それ以降、今度はPCの調子がイマイチ。
すごく固まることが多くなった。
一度、突然システムがダウンして画面が青くなり、何やらメッセージが出て、
その後再起動したら復帰した。
どうもHard Wareの調子がよくないらしい。
海外でPCが壊れたら修理は不可能。
もしもの時のためにバックアップは取って置いたから何とかなるとは思うんだけど、
最悪の事態だけは回避したい。
まあこのPCも殆ど休みなく毎日Workしているから、サーモスタットが壊れたか?
でも、ここで壊れてもらっちゃ困るんだけどね。
今こそ真価を発揮してもらわないと。

ということで、今日は休暇。
たまにはHPの更新とか、ブログのアップに時間を費やしてみようと思う。

PC、壊れないでくれ~

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2007/04/19

祝・インターネット開通

課題だったLandlineとInternetがようやく開通した。

QWESTっていう電話会社にしたんだけど、
はじめ申し込んだときは来週の木曜日からですよっていうもんだから、
待っていたらいつまでたってもつながらない。
これはおかしいと電話をしてもらったら(英語がダメなんで…)、
Depositを払えとのこと。
そんな話してなかったじゃん!
結局もう1週間待たされて今日Landlineが使えるようになって
同時にHigh Speed Internetにつながるようになった。

Internetの接続設定で一問題発生!
CD-ROMを入れて設定をするんだけど、
QWESTとMSNが契約しているらしく、MSNのアドレスをとらなければならない。
(CD-ROMで設定していると自動的にログイン画面に誘導される)。
で、新アドレスを入れてクリックしたら、Technical Serviceに電話しろのMessage。
よく分からん英語を聞きながら電話してみたら、途中で電話が切れた。
えらく聞き取りにくい英語で、こっちもよくわからんことを喋ったから、
むこうが切っちゃったのかも。
英語がよく聞き取れないからゆっくり話してよ、って言ったのに。

結局こちらの会社の社長さんにHelpしてもらって解決。
というのもMSN側のエラーだったらしい。
インターネットはつながりますとのことでやってみてあっさりOK。
このモデム、無線LAN内蔵だったので、
接続を試みると今度はWEPキーを入れろのMessage。
おいおいWEPキーなんてどこにもないじゃん…ってモデムのそこを見たら
なんだかキーらしきものを発見。
こいつを入れたらあっさり接続終了。
なんだ、最初からそう書いておけばいいのに。

結局、MSNに入ることもなくInternetには無事つなげたのでした。
スピードは50Mbps。速い速い。
これで、Skypeもネットも安心して自宅で出来ますわ。

ほんと、アメリカってよくわからん国。これも文化の違いだね、きっと。

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2007/04/16

シアトル訪問記

昨日、初めて自分ひとりでSeattleまで行ってきた。
メインはUWAJIMAYAでの買い物なんだけど、
ついでにシアトルのダウンタウンも見物してきたので、その辺の訪問記を。

Port AngelesからSeattleに行くには2つの方法がある。
ひとつはBainbridge Islandからフェリーに乗る方法、
もうひとつは陸路Tacoma経由で行く方法。
今回は勉強もかねて、行きはTacoma経由、帰りはフェリーを使う方法にした。

Tacoma経由でSeattleまで3時間弱。道も比較的すいていて楽チンドライブ。
こういう長距離を運転するときは、オートドライブは役に立つ。
アメリカは北海道のように都市と都市の間が離れていて信号なし。
なのでオートドライブが本当に役に立つ。
アクセルに足を乗せたままにしておかなくていいっていうのは本当に楽。
日本じゃ北海道以外あんまり役に立たないかも。
郊外の道は制限速度が55~60mile/h(90~100km/h)だから
日本の国道を100km/hで走っている感じ。ハイウェーも無料だし、便利便利。
日本とは道路事情が違うからああだこうだ言っても仕方ないのかもしれないけど、
唯一言えるのは片側3車線のハイウェーでも
60mile/hの制限速度を80mile/h、90mile/hで走っている人はいないってこと。
せいぜい出して70mile/hかなぁ。
こんなに広大な国で道路が整備されているのに暴走車がいなくて、
日本のように狭い国でなおかつぶっ飛ばして走っている人が多いというのは、
なんとなくおかしな感じがしてならない。

シアトルの街は下調べをしていったのでバッチリ!
道も迷うことなく、楽しく時間を過ごすことができた。

まずは駐車場。
ダウンタウンでも人気スポットPike Place Marketの近くは
日本と同じように1時間いくらで止めるんだけど、
ちょっと(と言っても10分くらい)離れた場所なら
1日$4~5で好きなだけ止められるところがいくつかあった。
私が止めたのは1日$4のPublic Park。
ダウンタウンからそんなに離れていなくてとっても便利だった。P41500312  P41500302

P41500272_2 まずはちょっとおなかに何か入れようと歩いていたらマクドナルドを発見。
アメリカのマクドナルドはまずいぞ、と教えられていたのでいままで躊躇していたのだけど、軽くと思って入って食べてみた。
普通のハンバーガーはなくて、いきなりビックマック。
なんかコクがない淡白な味って感じがした。
言うほどまずくはないけど、うまくもないねぇ。


P41500332_2 その後adidasショップへ。どうしてもCapがひとつ欲しかったんで。
5th Ave.にあるショップに行ってみた。近くにはNikeショップもあったっけ。
店は広々としてたけど、商品がむちゃくちゃあるって感じじゃなかった。主にCity感覚の普段着っぽいのが多かったかな。
買ったのは左の写真のキャップで$16。
日本円で1800~1900円っていうとそんなもん?
それかちょっとだけ安いか?
黒いCapが欲しかったんで、満足満足。

次に行ったのがお目当てのPike Place Market。
シアトル市民の台所といった感じで、
いくつもの建物が軒を連ねて大きなマーケットになっている。
左下の写真はいろんなガイドブックでよく出てくる写真。
右下の写真は、通りに面した八百屋さん。
値段はともかく、とても新鮮なものが並んでいる感じだった。P41500062  P41500072

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八百屋さんの隣には鮮魚屋さんも。
大きなサーモンの切り身があった。
これを手に入れて切れば刺身にもできそう。
さながら日本の魚屋さんって感じだけど、
どの切り身も大きいねぇ。

途中、ちょっと立ち寄ったキッチン用品を置いている店(左下写真)
なべ敷きとコースターが欲しかったところなので、入ってみた。
日本の雑貨店のような感じだったけど、
結構おしゃれな感じのキッチン用品が多かった。
中でも目を引いたのがコーヒーのマグカップ(右下写真)
これ、ステンレス製だけど表面がレザー加工してあって、
なおかつ保温が効くような二重構造になっている。しかも蓋つき。
さすがコーヒーを1日に何杯も飲む国ならではの商品。
もちろん日本にも同じようなものはあるんだけど、
レザー仕様っていうところと、趣がとってもよかったので買ってしまった。
値段は1個$20。さすがに買うときにちょっと躊躇したけど、
アメリカ土産気分ってことで買ってしまった。
あと、目的のコースターはいいのがなくて、なべ敷きだけ買った。
こいつもシリコン製で高かったけど。
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通りの反対側の感じ。
こちらはひとつの屋根の中に小さな店がたくさん入っている市場って感じだった。
花屋さん、八百屋さんのほかに、
ベルトのバックルとか民芸品を扱っている店もあった。
ベルトのバックルを売っている店に馬のバックルがあったんだけど、
今回は急遽マグカップにお金をつかっちゃったんで、見送り。
次回来るための理由付けにとっておくことにした。
八百屋さんに並んでいる食材の色の美しさが印象的。
P41500102  P41500112

その通りで見つけた鮮魚店の店先にあったアラスカのカニの足と
Big Crabの尻尾。こんな大きな尻尾、どうやって食べるのやら。
P41500122  P41500132

有名なスターバックス1号店もここにある。
マークは緑じゃなくて茶色。これは1号店だけらしい。
入り口の左では陽気なおじさん2人がギター抱えて歌を歌ってた。
そういやこの通りはいろんなところで歌を歌ったり、楽器を弾いたりと
パフォーマンスを楽しむこともできる。
店に入ろうと思ったけど、あまりの混みようにあきらめた。
これもバックルと同様、次回くるためのネタってことで。
P41500162  P41500172

帰り道、天気がよかったのでちょっと雰囲気の出る写真を撮ってみた(左下)。
右下の写真はそのときに見つけた日本料理店(名前忘れちゃったので次回のネタ)。
P41500202  P41500192_1 

Seattleの街は本当にきれいな街並み。
まだ街路樹は新芽がちょっと出ている程度で、
ほとんどの木は葉を落としたままだったけど、
5月6月になれば緑豊かないい感じの街になるんじゃないかって思った。
P41500232  P41500292

このあと、UWAJIMAYAで買い物。
前回は赴任したその日の買い物だったので最低限の買い物だったけど、
10日以上がたってようやく必要なものもわかってきたので
今回はしっかり買い物をした。
納豆、あげ、豆腐、海藻サラダ、かまぼこ、大根、かぶ、小松菜などなど。
あと欲しかったのはスライスした肉類。
これはどうしてもここじゃなきゃだめ。
ここのは冷凍していないので、
家に帰って小分けにして冷凍しておくことができるから便利。
しめさばの真空パックも買ったかなぁ。
全部で$150の買い物。これでしばらくは買い物に出なくてもよさそうだ。
けど、いつも使っているクレジットカードが使えなかったのが不思議だった。
金額オーバーしてないはずなのに…。
アメリカではほかの街に行くといつも使ってるクレジットカードが
使えなくなることがたまにあることらしい。
店を出たらいきなりのシャワー。さっきまで写真のように天気がよかったのに。

帰りはフェリーで。
フェリー乗り場で同じ会社の駐在員さんの家族と偶然会ったのはびっくりだった。
世の中狭いねー。

やっぱりSeattleは都会。なんでもあるから便利。
たまには田舎から都会に出て都会の空気を吸う必要があるなぁ。
まだまだ見所がたくさんあるみたいだから、
少しずつ順番にたずねてみたいと思う。

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2007/04/15

灯台下暗し

以前、PolusboというところにあるCENTRAL MARKETに日本食を買いに行った時、
カレールーを買ってきた。
(実は買ってきたのではなく、買ってきたつもりだったんだけど)

そこで、昨日シーフードカレーを作ろうと、
具材をそろえて煮込んで、さてルーを投入というところで箱を空けたら…
へ?袋をお湯に入れて温めてお召し上がりください?

そう、カレールーと思って買ったのは実はインスタントカレーだったのでした。
うまそうなカレーが写った緑のパッケージだったから何の疑いもしなかった…

結局、そのカレーを温めて晩御飯にした。

今日はシアトルのUWAJIMAYAへ買出し。
もちろん、カレールーはよく見て買ってきました。
そのときの様子やら、初シアトルの様子はまた明日にでも。
インターネットがちゃんと開通していれば、今晩ゆっくり出来るのに…

でも、本家本元の日本食で間違っているようじゃいかんよなぁ…

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2007/04/14

10日たって…

USAに来てから10日がたった。
その間、いろんなことがあった。
ありすぎて10日以上いる気がするんだけど…。

滞っていた自分のまわりのインフラもようやく整備されつつある。
けど、これがいろんなことがあって時間がかかってるんだなぁ。
自宅につける予定の電話(Landline)。
先週Questっていう会社と契約して、昨日12日には開通する予定だったんだけど、
ジャックを差し込んでもうんともすんともいわない。
携帯から電話してみたら「もう一回番号を確かめておかけなおしください」
まあ1日くらいずれることはアメリカだからよくあることだと思って今朝になってもNG。
社長に電話してもらったら、$100のDepositを払ってないからだめだと。
おいおい、そんなこと契約のときに話してなかったジャン。
いい加減だなぁ。
社長いわくその辺がアメリカだ、驚かない驚かないというのだけど、
インターネットの回線も契約してて
日本とSkypeで話すのにどうしても必要なんだよねぇ。
結局、来週の18日まで待つことになってしまった。
これが世界一の国アメリカの現状。
日本にしてみればとても考えられない。
それでも、社長の話では今日応対に出た電話会社の女性は
"I'm sorry."って言ってたとびっくりしてた。
アメリカ人はなかなか謝らないんだってさ。
自分の非を認めるってことは一番最後にやることらしい。
それがちゃんと認めたってことはすごいことらしい。
日本ではだめだったらごめんなさいと素直に謝るのが一番いいんだけどね。
けど、このことを知っているか知らないかで
アメリカ人との対応の仕方も変わってくるような気がする。

一方で、壊れていた電子レンジの修理は時間通りに来た。
こっちではMicrowave Ovenっていうんだけど、
今日はこいつがようやく直って我が家に帰ってきた。
今日の夕方3時から5時にくると言っていて、ちゃんと3時半に来たもんね。
えらいえらい。こういうこともあるらしい。
アメリカの電子レンジは電熱コンロの上にあって、排気ファンつき。
ちょっとイメージわかないかもしれないけど、
ガスコンロの上に電子レンジがあって、
その電子レンジの下側に排気ファンがついていて
コンロで調理するときに排気するっていう仕組みになっている。
レンジは直ったんだけど、排気ファンがうまく吸い込まなかった。
けど、こいつも排気口をいじくってくれて修理完了。
おお、完璧!と思っていたら、2つある排気口のうちのひとつのフィルターがない!
持っていく前は2つついていたのにねぇ。
それでもおっちゃんはちゃんとあとで買って郵便受けに入れておいてくれるって。
おお、なかなかやさしいじゃん!

そうこうしているときに、テレビ会社から電話。
実は日曜日にテレビの開設工事をしてもらうことになっているんだけど、
その事前の確認電話。
これもまた、すごい!って社長が驚いてた。

とりあえず2勝1敗で今日は許してあげたいところだけど、
インターネットが相変わらず使えないってのは困りもんだなぁ。

そうそう1つだけよいニュース。
21日にこちらで馬に乗せてもらうことになった。
Dressage Horseらしい。
そこのStableにただで馬をくれるけどどうだ?って言われたんだけど、
まずは馬に乗ってからってことで。
そう考えると今日は3勝1敗か。いいことにするか。

TGIF(Thank God It's Friday)!
週末だからバーボンウイスキー買ってきて飲もうかな。

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米の味

アメリカに来てから、自宅で米を口にしていない。
タイレストランでカレーを食べたときにこちらの米を口にしたくらいかな?
炊飯器を持ってきてはいるんだけど、
トランスを通したら103Vでちょっと高い。
電圧を95~100Vにするためにスライダックという機械で
もうちょっと電圧を落とさないとだめ。
だめというのは炊飯器に組み込まれているマイコンがだめになっちゃうらしい。
そのままでも大丈夫だよという人もいるけれど、
せっかく持ってきた一丁裏、壊れたらおわり!

スライダックは船便だから、あと3週間ほどはがまんしなきゃって思っていたら、
今日、社長さんからむかーしむかしの象印の炊飯器をお借りすることができた。
何でも社長さんが単身赴任していたときのものらしいんだけど、
本当に初期の炊飯器で、炊いて保温をしておくだけのジャー。
でも、いいのいいの、とにかくお米が食べたかったんだから。

夜は久しぶりのご飯。
んー、うまい!米がこんなにうまいなんて、
日本にいるときには絶対に感じないことだよなぁ。
もちろん、翌日は納豆ご飯をいただいた。
実はアメリカでも納豆は冷凍で簡単に手に入るんだけど、
いままで米がなくて食べられなかった。
どうしても納豆ご飯が食べたくて。
久しぶりの納豆ご飯、こいつも涙が出るくらいうまかったなぁ。
ちなみに味噌汁は味噌を日本から持ってきていたから何の問題もなし。
もちろんこちらでも手に入るけどね。

あまったご飯は冷蔵と冷凍にして、
冷蔵はチャーハンにして食べた。冷凍は電子レンジで温めて食べたいんだけど、
実は電子レンジが修理中。
ということで、温かいご飯もまたしばらくおあずけ。

こう考えてみると、異国で日本と同じように暮らすって言うのは
本当に大変なことなんだなと感じる。
私の場合はまだアメリカで、基本的人権が認められている先進国、
さらには日本との関係も一番深くて日本人が多いシアトルの近くに住んでいるという
絶好のロケーションにかなり助けられていると思う。
これがもし中国だ、インドネシアだ、さらには南米だ、アフリカだとなったら?
かなりしんどいと思うなぁ。

海外赴任がアメリカでよかった…

でも、なにより米がうまかった。
やっぱり日本人だなぁ。

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2007/04/12

掃除機

自宅に備え付けの掃除機があるのだけど、
これが仕事をしなくて困っている。
中のフィルターが汚れているのでは?と思って掃除したら、
まあちょっとはよくなったかな?という感じで大して変わらない。
そのくせモーターのおとは異常か?と思うくらいやかましくて、
いったいどうなっているのやら。

おまけに吸い口が大きいものだから
壁際みたいな細かいところまで届かない。これまた困る。
まあアメリカは土足で(といっても汚れに限界があると思うが)家に入る習慣だから、
掃除機も日本のように細かいところまで吸い込む必要性がないのかも。
最近はLiving Shoesを使う人も増えたと聞いているけれど、
それにしてもひどすぎるんじゃ…ってくらい吸わない。
テレビの通販でアメリカの掃除機宣伝しているけど、
買おうかな?なんて思ってる人はちょっと注意した方がいいかも。

結局、ホウキとチリトリが活躍。
これも家にもともとあったもの(前任の担当者のおさがり)だけど、
きっと掃除機の能力不足に悩んでやむなく買ったんだろうなぁ。
文明国アメリカで、ホウキとチリトリが活躍…
家で靴を脱ぐか脱がないかの文化の違いではあるけれど、
なんか解せないね。

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2007/04/11

ESL

昨日から地元のPeninsula Collageという短大で英会話の勉強が始まった。
これよりまずは3ヶ月、ホームステーも含めて英語の特訓?がスタート。

Spring Quaterのはじまりということで、
キャンパスは若いおねーちゃん、おにーちゃんでいっぱい。
20年前にタイムスリップした感じ。
向こうから見ればおじさんに見えるんだろうなぁ。
でも、アメリカの大学は一般人が結構通っているのでさほど違和感はないかも。

私のクラスはEnglish Second LanguageのHigh Intermediateクラス。
これからアメリカの大学を受けようとするための人向けの英語習得のためのクラス。
クラスは10人で、私のほかは香港、台湾の人が主流、あとメキシコの人がひとり。
私以外はみーんな20歳前後の若者。
ムムム、私も負けてはいられないぞ。

授業は午前中3時間受講。
1時間目がGrammer、2時間目がReading & Listening、
3時間目がWritingの授業。
まだ始まったばかりだけど、いきなり宿題が出て大変!
日本は高校まですごく一生懸命勉強して大学に入ると楽だって言われているけど、
アメリカはその逆で、大学に入るとものすごく勉強しなければいけない。
テストも大学からいかにして卒業できないようにするかという趣旨があるようだ。
確かに、学生は休み時間とか授業の合間もCafeで一生懸命勉強している。
私のいるESLのクラスはテストがどうのこうの、
進級がどうのこうのというのはないけれど、
先生はアメリカの授業の流れを組んでいるので、予習をしていかないとNG。
1日にテキストを5~6ページ進めるけど、そのスピードは速い速い。
前もって予習しておかなければとても吸収できるスピードじゃない。
一番最初の授業のときに、
全体のスケジュール(いつ何をやるか)を話したのはそのせいかも。
予習をして授業で確認して次に進むというのがどうもアメリカンスタイルらしい。

ということで、昨日から夕食が終わったら机に向かうという生活が
約20年ぶり?に始まった。
だいたい2時間くらいかなー、机に向かうのは。
でも、授業で先生が言っていることはちゃんとわかるから
(先生も手加減して話してくれている)、しっかりやろうっと。

学生とはいいつつ、浮かれた気分がない雰囲気は日本と大違いで、
この辺に文化の差を感じた。
日本の教育もアメリカと同じように、大学でしっかり勉強するスタイルにすれば、
ひょっとしたら今抱えている教育問題が解決できるかもしれない。
大学の地盤沈下が叫ばれているけれど、
アメリカンスタイルのほうが多くの人に教育を受ける機会を与え、
かつ卒業するために皆一生懸命勉強するから
大学のレベルも上がってとってもいいような気がするのだがどうだろう?

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2007/04/09

失敗談

今までのブログからだと、
アメリカに来てまあそこそこうまくいってるように思われそうだけど、
実は失敗談もそこそこある。

今日はそれをいくつか。

WAL MARTは日用品が安いのでよく買いに行く。

日本で言うホームセンターみたいなところ。

先日WAL MARTへ買い物に行ったときのこと。

欲しいものをカートに入れてレジでcheckしていたとき、

クレジットカードを出そうとして…ない!

もしかしてスリにあった?いきなり???

でも、ここへ来る前に家で財布を開けてごそごそしてたっけ。

そこで店員に財布を忘れた旨を告げた。

そしたら、とりあえずcheckだけして商品を保管しておくから

あとで財布を見つけたら取りに来て欲しいとのこと。

おおっ、助かった!

最初は車に忘れたのかな?と思ったんだけど、

結局自宅に忘れてた。

でも、ない!って気付いた時はかなり焦った。

そのことを店員に英語で伝えて対処する、これがムズカシイ。

I forgot to bring my wallet…これはまちがい

正しくはI left my wallet in my car or house.ですね。

今日もひとつドジをした。

SAFEWAYというスーパーでちょっと買い物をしたとき、卵を買った。

細かいドル札が欲しかったのでcashで払って家に帰ってしばらくして…

卵がない!18個入りで4ドルだったかな?

checkの時にcashで払ったもんだから、

Do you have a credit card?って聞かれて

なんだかんだ話していて忘れたみたい。

Port AngelesにはSAFEWAYが2軒あるんだけど、

今日行ったところはこの前も確かレジで何か言われて

なんて言ったかわからなくて困った店。

あんまりいいことがない。あー、今日もやってしまった。

結局、卵はなくレシートを見せてもどうにもなんなくて

もうひとつのSAFEWAYで買った。卵18個に8ドル…()

そういや、赴任日から今日までホテル暮らしで、

今日ホテルをチェックアウトしたんだけど、

そこにも冷蔵庫にバドワイザー2個、シャンプー&リンスセットを忘れてきた。

なかなかうまくいかないもんだ。

アメリカではYesNoをはっきりといわないといけない。

「○×はどうしますか?」と日本で聞かれると

「結構です」と答える。これってYesともNoとも取れる。

もちろん前後関係や相手の態度でYes, Noを判断するけれど、

アメリカではこれは通用しない。

欲しいときはYes、いらないときはNoとはっきりと答えないと

聞いてきた相手が感じたようにことが進んでしまう。

それゆえ相手がなんて言っているか分からないと困る。

でも、今日は

「卵をもう1ケース買うと安くなりますけどいりますか?」という問いに

ちゃんと「No」と答えられたから、いいか。

来たばかりのときは、あいまいで相手を困らせてたから、ちょっとは進歩?

さ、これからアメリカのシャンプーとリンスを買いに行こう。

今日はイースターでWAL MARTは休みだから…

どっちのSAFEWAYに行こうか?

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Fire

昨日、出かけようとして家を出たら、1Block先から黒い煙が上がっているのが見えた。
何だろうと思っていったら、なんと火事!
多くの人が集まっていた。

P40800082  P40800072
まさにスクープ写真なんだけど、現場は切迫感がない。
いろんな人が来るまで乗り付けてきて、携帯で電話して友人を呼ぶので
人は更に増える一方。
実はこれ、安全柵(といってもポールだけ)の中。
みんなのーんびり見物しているのにはびっくりした。

P40800092  P40800122
消防車は2台しか来ていなかった。
左の写真では水をかけているけれど、右の写真にちょっと見えるように、
となりの小屋に延焼しないように水をかけているだけ。
燃えている家には水をかけない。もう、丸焼けを待つのみといった感じ。
右の写真の消防士もハンバーガー片手にコーラ飲みながら談笑中。
実は家の周りの木が切ってあった。
火事が起きたときに消防士が延焼を防ぐために切ったみたい。
あとは丸焼けを待つのみ。その方が半焼よりも保険金がしっかり下りるのかも。

P40800322
数時間後の様子。放水の甲斐あって隣の小屋は燃えずに残っていた。
家のあったところはまだくすぶっていて、
あちこち火がちらちらと出ていたけど、
日本のように完全に鎮火するまで放水することはしないみたいだ。
もう延焼はしないという確証が持てたら皆帰ってしまったようだ。

日本のように周囲が騒然とした雰囲気はなく、
のんびり焚き火に当たっているって感じにはびっくりした。
日本では家が密集しているからこういうわけにはいかないと思うが、
この辺にも文化の差を感じた。

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My House

これから1年半お世話になる私の家の様子を紹介したい。

P40400732_2 
これが家の概観。Unitという形式で、2階建ての2軒が背中合わせになっている。
なので、写真の手前側半分が私の家。
手前左に見えるのがガレージ。
シャッターはもちろん自動で車の中から開け閉めできる。

P4080024_1  P4080020_1
キッチンから見た玄関とリビングルームの様子。
左の写真の左に見えるのが玄関で、開けると目の前に階段があり、
左側にLDKが広がっている。
だいたい8畳くらいの広さはあるかなぁ。

P4080023_1  P4080022_1
こちらはリビングから見たキッチンの様子。
典型的なAmerican Kitchenだけど、とにかくとーっても広い。
キッチンにはオーブン、電子レンジのほか、食器洗い機もある。
昨日、使ってみたけどNormal、High Speed Dryで1時間半もかかってしまった。
これなら手で洗った方が速いなぁ。一人だし、たいした時間かからないし。
そのほか、シンクには生ゴミ分解装置がついていて、
生ゴミを入れておいて水を流しながらスイッチを入れると
ゴミが細かく砕かれて下水に流れていく。これ、結構便利。
ただし、ジャガイモの皮だけは流さないように言われた。

P4080027_1  P4080031_1
2階に上がると上がり口の開き戸の中に洗濯機と乾燥機がある。
なぜ2階?とちょっと不思議だけど…
右はこれもまた2階にあるトイレとBath。
バスタブはあるけど、これがすごく浅くて湯につかるのは一苦労。
棺おけの中で湯につかってる感じになってしまう。
シャワーが主流のアメリカならではか?
ちなみにバスタブの手前はガラス戸になっていて
お湯が外に出ないようになっている。

P4080029_2  P4080030_1
寝室と奥にあるウォークインクローゼット。布団はこちらで買った。
ベッドはQueenサイズ。
このほかにもうひとつBed Roomがあるけど、何も入っていないので省略。

こんな広い家に一人で住む。
ソファ、食卓テーブル、ベッド、一部のランプは予め設置済み。
これに必要なものを買い足した。
アメリカではこのくらいだと夫婦+子供1人くらいの標準的なサイズだとか。
これで家賃$800(\86,000)。会社の契約で5%負担なので月$40の負担。
これに光熱費、水道代、下水道代、ごみ収集料金を月$100~200払う。
ちなみにゴミは週に1回の収集で、大きなBOXに入れて出す。
分別はしてもしなくてもいい。

一人で住むには広すぎ。
ゲストルームもあるので、ぜひ一度おいでくださいませ。

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2007/04/08

文化の違い

USAに来て5日が経った。
わずか5日、されど5日。いろんなことがあった5日だった。

3日は前に書いたようにSeattleからPort Angelesへ移動。
翌日からはSocial Securityの申請、Checking accountの開設、
左ハンドル・右レーンの運転トレーニング、ガソリンの入れ方トレーニング、
WAL MARTでの買い物、電話・テレビの契約などなど。
これに日本で出した航空便が届いて、その片付けも入り大忙し。

一方で会社の方も徐々に仕事が始まっている。
メールアドレスを確定させて、PCを日本語入力可能なようにして。

そんな中でアメリカと日本の文化の違いに驚くことばかり。
そのいくつかを紹介したい。

まずは挨拶。
アメリカ人はとにかくいつもにこやかで、気軽に声をかけてくる。
スーパーのレジでも、お客さんに気軽に声をかけてくる。
そして声をかけられた方もにこやかに笑って返答する。これが当たり前。
もちろん、天気の話題や商品に関する話題と他愛のない話なのだが、
このコミュニケーションが大切。
また、スーパーでカートをすれ違いのために避けたりすると、
相手は目を見て微笑みかけて通り過ぎる。
ニコッって笑って通り過ぎるという感じ。
これがAmerican Communicationで、とにかくいつもにこやかに、にこやかに。
私もレジで話しかけられたときは、はじめは何を言ってるんだかさっぱり分からなくて、
「OK」なんていい加減な返事をしたら、怪訝な顔をされた。
なので、最近は自分から、「I came from Japan 5 days ago.」と自分から話し掛けて、
私は英語があんまし得意じゃないんだよってアピールするようにしている。
そうすると、相手も手加減をしてくれて話しやすいし、
お互い気分よくコミュニケーションを取れるようになる。
会社でも、廊下などですれ違ったときには必ず「Hi!」と声をかけることが大事。
日本で言えば「こんにちは」と言って軽く会釈をするとの同じ意味かな。
とにかく、挨拶はAmerican Communicationの第一歩なのだ。

また、アメリカ人はおおらかでのんびりだ。
先日もメールを開通させるのに半日もかかってしまった。
君のパソコンはこれだから使っていいよといわれてログインし、
いざEメールを開こうとして「E-mail」をクリックしたら…動かない。
よくよく聞いたらOfficeのソフトを入れ忘れていたとのこと。
日本だったらパソコンセットすればOfficeくらい入れておくのが当たり前だし、
事前にチェックしておくのが当たり前。
これでいける!と思ったら今度は日本語が入力できない。
おいおい、Office入れるときにチェックくらいして!って言いたいところだが、
これがアメリカ流、驚かない、驚かない。

左ハンドル、右レーン通行は慣れるのにちょっと苦労した。
20年も右ハンドル左レーン通行に慣れてきた身にとって、
これをいきなりあべこべにしろというのは難しい話だ。
ようやく慣れてきたと思っていたら、
昨日だったか、夜になぜか左レーンを走っていて、
前から車の光が見えて焦ってしまった。
自分も走だけど、相手はもっと焦っただろに…
また、交差点で前方の信号が赤でも右折が可能(日本で言う左折)。
もちろん、安全を確認した上でのことだけど。
また、少々の飲酒運転は何も言われない。
車社会のアメリカだからこその話だと思う。

一方で交通ルールをきちんと守ること、相手に譲るということは
日本よりもはるかに素晴らしい。
制限速度は+5mile/Hくらいまでのオーバーしかしない。
また、スーパーではバックでは止めず、
ほとんど車の頭からつっこんで駐車するんだけど、
出るときにバックで出ようとしたときに車が近づいても、
近づいた車は必ず出るのを待ってくれる。
前に遅い車がいても、あおったりすることもない。
歩行者が横断歩道を渡ろうと歩道に立つと、必ず車が止まる。
譲り合いの精神、交通ルールを守るという精神は、日本より素晴らしい。
逆に狭い日本の高速道路で、交通法規を逸脱して
130km/hだの140km/hだのと飛ばす必要性は?と考えてしまう。
この辺は日本人は見習って欲しいところだ。

難しいのがチップ。
詳細はいろいろなサイトがあるので、それを参考にして欲しいけど、
飲食店では、クレジットカードか現金かで出し方がちょっと違う。
ホテルのルームクリーニングに対するチップは$2~3が普通。
ベッドの横のNight TableにThank youと書いた紙にはさんでおくのがいい。
枕の下に…なんて話もあるが、あれはどうも日本人だけらしい?

こんな感じだけど、なぜかアメリカにいても不安とか違和感がないのが不思議。
言葉だってうまく通じないのに、平常心でいられる理由は何なんだろうか?

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2007/04/05

到着!

4月3日あいにくの雨。
いよいよ出発の日の朝。さすがにちょっと緊張していた。
日本を離れる寂しさよりも、初めて乗る国際線、アメリカでの入国審査など
これから始まることへの不安の方が大きかったかな?

15:00成田到着。
空港全体は空いていた。平日だから?
NH7030便(ユナイテッドコードシェア便)はビジネスクラス。
チェックインのときに前日から気にしていた税関申告の件を係員に聞いた。
今回手荷物としてミソ、中華ダシ、ほんだし、梅干、焼酎、お茶を入れたのだが、
これを食品を入れたとして申告すべきかどうなのか?ということ。
もちろん関税がかかる対象ではないんだけれど、
質問事項の中に「食品」を持ち込むか?という質問があるわけ。
これにチェックすべきかどうかも悩んだ。
WEBサイトを見てもガム1つまで申告すべきだという人もいれば
(罰金が無茶苦茶高いので)
そんな必要はない、関税のかかる範囲で記入すればよいという人もいて、
意見がバラバラってところが正直なところ。

係員は質問には「いいえ」にして、
気になるもの(Gift類)については申告しておけばよいと思うとのことだった。
ということで、お土産の焼酎とお茶を申告した。
結果的には税関では何も言われれず、まったく問題なし。
ただ、申告書に書かれている肉とかを持ち込むときは申告しなきゃダメですよ。
今回はあくまでも該当品以外でどう申告するのがベターか?ということですから。

飛行機は定刻で出発。ビジネスクラスは通路側がベター。
椅子を倒して休むときに窓側の人は出にくいから。
機内食はまあこんなもん?って感じだった。
ワインが飲み放題だったのはよかったけど。

ANAのコードシェア便でユナイテッドが運行しているのだけど、
水平飛行に移ったとき、アメリカの会社はキャビンアテンダントが立てば、
シートベルトサインがついていても化粧室の使用はOK。
キャビンアテンダントが立っているんだから客だってよいでしょ?というスタンスか?
日本では絶対NGなんだけどね。
絶対に立ってはいけないのは機長から放送があったときのみ。
よく分かっていないで立とうとしたら
キャビンアテンダントに見事にチェックされてしまった。

飛行機は化粧室の手洗い用の水がすべて出ないというトラブルに見舞われ、
一時は成田に引き返しという話も出たのだけど、
機長の判断で飛行を継続。
トイレには常におしぼりが置いてありました。

機内はほぼ満席。でもビジネスだったのでくつろげた。
9時間のフライトだった(実際は早くついて8時間半)けど、
さすがビジネスクラス、非常に楽だったなぁ。
着陸前の朝ごはんにフルーツが出たんだけど、
あれ、おいしかったな。

現地時間の午前9時過ぎに到着。
天気は快晴!まるでアメリカに来たことを歓迎しているかのよう…(大げさ?)
シアトル・タコマ空港(シータック)では降りてまず入国審査。
アメリカ市民、カナダ市民とは別のレーンに並ぶ。
これが時間がかかった。
ひとりひとり質問があって、指紋の押捺と顔写真撮影。
でも、私の場合はVISAを持っていたせい?で質問は一切なし、
挨拶をしてスルーだった。
そのあと手荷物を受け取ったら税関へ。
税関では申告書を係官に渡したら、さーっと目をとおしておとがめ一切なし。
前任者が苦労したというのがまるで嘘のよう。
シータックではその後いったん荷物を預け、地下鉄に乗ってバゲッジクレームに行く。
これ、初めてだとちょっと心配になるんだけど、話に聞いていたので心配なし。
地下鉄を降りてエスカレーターを上がったところで迎えの社長さんと会い、
それからSeattleを経由して一路Port Angelesへ。

途中、SeattleのUWAJIMAYAという日本食品を扱っている店に立ち寄った。
P40400572_1
中は本当に日本の食材だらけ。日本のスーパーに来たみたい。
これだもん、イチロー、城島がマリナーズにするわけも分かる気がするなぁ。
この中には紀伊国屋もあって、ちょっと高いけど日本の本を購入することも出来る。
ちょっと落ち着いたらゆっくり来て読んでみよう。
ここでLunch Time。UWAJIMAYAの中のフードコートにある中華の店で食べた。
これがまたすごいボリューム。
写真がそうなんだけど、チャーハンとチンジャオロースをいただいた。
アメリカ人も結構来ていたなぁ。
店の雰囲気は日本、お客は外国。でも、アメリカに来たって感じはしないね。
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そのあとフェリーでBainbridge Islandへ35分の航海。
ここでやっと珈琲を飲むことが出来た。
(写真は船から見たシアトルの街)
P40400632

そのあと、ノルウエー人が開いたというPoulsboを見てようやくPortAngelesに到着。
約2時間のドライブだったけど、道は広いし、走っている車の半分は日本車で
まるで北海道を旅しているかのうような錯覚に陥ってしまった。
TOYOTA、SUBARUの車はよく見た。
中でもレガシィアウトバック、フォレスターがよく走っていた。
これが選ばれるのはやはり品質なんだそうだ。
雪が降る地方に行くとレガシィの数はもっと増えるらしい。
日本で苦しんでいるディーラーに見せてあげたいハナシ。

この日は住む家を見てホテルにチェックインして食事しておわり。
夜に食べたボイルしたアラスカカニはうまかったなぁ
スーパーでも10ドルくらいで肢5本が手に入るらしい。安い!

とにかく疲れた1日。けど、アメリカに来て余り違和感を感じなかったのはなぜ?
もうちょっと話すようになれば別かな?

あせらずあわてずあきらめず。

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2007/04/03

準備完了!

もう日付が変わってしまったので今日ということになるけど、
いよいよ本日夕方、未知の国アメリカへ出発する。
この2ヶ月間、渡米のためのいろんな準備をしてきたけれど、
昨日の夜にスーツケースに持っていくものをすべて入れてようやく準備完了。
あとは明日の朝、家を出て本社に寄り、夕方成田から出発するだけ。

ここ最近の準備は細かいものが多かったかな。
アメリカに着いてからのお金が必要と、
みずほ銀行で300ドルを日本円と両替したんだけど、
実に使いにくいパッケージで困ってしまった。
50ドル札3枚、20ドル札5枚、10ドル札4枚、1ドル札10枚。
50ドル札なんて、あんまり使わないから3枚は困りもの。
一方でチップとかに使う5ドル札がないのがこれまた困りもの。
パッケージになっているので、個別の両替には応じてもらえず、
結局今日の夕方に空港で両替してもらうしかないみたい。
もう少し組み合わせを考えて欲しいな。

出入国カード、税関申告書も予めもらっていたので書いてみた。
税関申告書ってどこまで書けばいいのか結構難しい。
今回はお土産に焼酎とお茶、あと個人用にミソ、Dryフード(わかめとか)、
ゆずコショウ、梅干なんかを持っていく予定。
なんせ初めてなんであんまり難癖つけられたくないから
本当は持って行きたかった五目御飯のモトは次回にすることにした。
ひとつだけわかんないのが、上記の場合、
食品を持ち込むことになるのか否かということ。
この辺は航空会社のカウンターでも聞いてみようと思う。
怪しまれないのなら、「持ち込む」としておくのが正直でOKか?

夜になって、向こうについてからの挨拶の英文考えてたら眠くなってきた…
けど、時差ボケ防止のため今日はできるだけおきておくつもり。
飛行機の中で寝れないとしんどいみたいだから。

次回からは初めて行くアメリカからお届けします。
お楽しみに。

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