こだまあれこれ
新幹線通勤を始めてはや3週間。だいぶ慣れてきた。
毎日当たり前のように使っている新幹線だが、
ごく一般の、ふつーの人にとっては
新幹線は長距離旅行をするための移動手段で、
お金がかかるもの、というイメージがある。
そんな高価な新幹線を通勤の足として、
しかも会社のお金で使っているんだから贅沢といえば贅沢だなと感じる。
それも静岡から東京のオフィスまでDoor to Doorで1時間半以上。
新幹線通勤だから、速いし座れるし…と言われるのは仕方ないと思うけど、
3週間毎日"こだま"を使って思うのは、こだまの遅さ。
静岡県の新幹線の駅は、すべてのぞみが止まらず、
ひかりが1時間に1本、こだまが2本しか止まらない。
掛川、新富士に至ってはこだまが1時間に2本止まるのみ。
そのこだまの遅さときたらちょっと我慢の限界を超えるものがある。
熱海駅は追い越しができないからともかく、
東京から乗ると小田原で6分、三島で6分…
とまあ、とにかく一駅ごとにのぞみ、ひかりの通過待ちで止まりまくる。
通常、6分止まると2本の新幹線に抜かれるのだが、
たまに1本しか抜かれないこともある。
臨時列車が走ったときの通過待ちまで考慮されてダイヤが組まれているようだが、
臨時列車が走らないときくらい、さっさと発車して欲しい。
そもそも臨時列車は文字通り臨時に走るのだから、
その列車の利便性まで定期列車と同じにしておく必要があるのだろうか?
その利便性のためにこだまの定期列車を利用する客に
迷惑がかかるのは納得がいかない。
こだまに乗ったからと言って料金が安くなるわけでもないし。
のぞみは東京⇔名古屋・京都・大阪間を移動するための客向けの列車だが、
そんなに時間を詰めて、しかも臨時列車まで走らせる理由があるのだろうか?
おそらく対航空会社との競争が背景にあるのだと思うが、ちょっとやりすぎでは?
競争の裏で、こだまが付録的に扱われ、
その客が不便を強いられているのは納得がいかない。
じゃあ乗らなきゃいいか?というとそうもいかず、
足元を見られているようでなおさら腹が立つ。
ダイヤ改正もよいけれど、もう少しこだまの利便性を上げて欲しい。
それか、こだまだけ特急料金を安くするとか…考えて欲しい。
考えて欲しいといえば、こだまについているグリーン車の数。
のぞみと同じ数の200席もいるんだろうか?
まあこれには16両1323席の法則というのがあって、
これはこれなりに理由があるものなのだが、
いつもガラガラのグリーン車を見ると、これが自由席だったら?って思ってしまう。
こだまのグリーン車が安く乗れるチケットもあるが、
この遅さでグリーン車はちょっとねぇ…
静岡県民としていろいろ言いたいことある新幹線、
けど便利の一言だけは変わらない。
んー、だからこだまは便利にならないのかな?
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