絵画と音楽
東山魁夷って画家、知ってます?
昭和期を代表する日本画家で、その風景画の美しさは素晴らしい。
特に1972年に描かれた18作にはすべて白い馬が描かれていて、
自然の中の色と白い馬の調和は見事としかいいようがない。
この画家を知ったのは数ヶ月前、
確かテレビか何かで紹介されてたのを見たのがきっかけ。
普段はあまり絵に興味がない私だが、
その絵を見た瞬間、風景の中に自分が引き込まれていく感じがした。
以来、どこか美術館で見てみようと思っていたんだけど、
今日、そういや東京方面に行くからどっかないかな?とネットで検索してみた。
すると、長野県信濃美術館と
香川県にある東山魁夷せとうち美術館で作品が見れるらしい。
長野と香川じゃちょっとね…
もうちょっと調べてみると、千葉の市川に東山魁夷記念館というのがあるのを発見。
けどちょっと時間的に遅かった…
夕方4時半までの入館となると、ここ富士からじゃちょっと遠いなぁ。
でも、近々ぜひ行ってみたいと思う。
ここのところ、絵を見てみたいという気分が続いている。
今まで絵画なんてまーったく興味がなかったんだけど、
去年の秋くらいからだろうか、
心を落ち着けて絵画を鑑賞してみたいと思うようになった。
そんなところに東山魁夷の絵を見たもんだから、これはぜひ行ってみなければと。
絵画を見たいという気分と同時に、音楽の志向(嗜好?)も変わってきた。
季節的なものかもしれないが、これも去年の秋からインストールメンタル、
いわゆるイージーリスニングや柔らかいJAZZにはまっている。
今日なんかも掃除・洗濯が終わった(所帯じみてる(笑))10時くらいから
ずーっとスカパー110のエコミュージックがかかりっぱなし。
クラシック(モーツァルトがいいね)、ボサノバ等々。
昔で言う喫茶店の雰囲気をイメージしてもらえばいいんだけど、
音楽かけてパソコン向かったり、本を読んだりしているととーっても気分が落ち着く。
今まで、休日の過ごし方は馬・馬・馬の馬ばかり。常に外に出ている状態。
体を動かすことでストレスを解消していたんだけれど、
こうしてのんびりと過ごすことが自分にもできるんだということがわかった。
まあ熊本にいたときのように
気軽に馬に乗れる環境でなくなったことなんかも影響しているとは思うけど、
新しい自分の時間の使い方が見つかったということは大事なことだと思う。
絵を見たくなったり、さっぱりとした音楽が聴きたくなったり…
そこには癒しを求めている自分がいる気がする。
癒し系なんて言葉は自分にはまったく無縁だと思ってたけど、
それを求めている自分がいるということは、やっぱり年なのか?
いやいや自分の周りの環境が変化しているからこそ、
求めるものが変わっているんだと思う。
そこに気付かないと。
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コメント
一応、賭博の件は、警察に通報いたしました。
投稿: 1 | 2007/01/08 17:34